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公演台本「稚拙で猥雑な本能寺の変」

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舞台台本です。最重要部分以外は無料で読めます。 (初演:2016年11月) 天正10年6月2日早朝。戦国の流れを一変させた「本能寺の変」 明智光秀が織田信長に謀反を起こしたのは…
重要ポイント以外は無料で読めますが、面白いと思ったらぜひ購入して全部読んでいただけたら嬉しいです。…
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#本能寺の変

「稚拙で猥雑な本能寺の変」1

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「稚拙で猥雑な本能寺の変」3

●第1幕 ○シーン3 安土城内・庭 遠くから鉄砲の音。馬のいななきなど。 細川忠興が来て。…

「稚拙で猥雑な本能寺の変」4

●第2幕 ○シーン4 美濃の里・平太の家前 しずとたねが薪割りをしている。 しず  「ほい…

「稚拙で猥雑な本能寺の変」8

●第4幕 ○シーン8 光秀の屋敷・前  平太、一人待っている。  そこへ戻ってくる光秀、秀…

「稚拙で猥雑な本能寺の変」10

●第5幕 ○シーン10 美濃の里・平太の家 織部に字を教わっているしず、たね。 大きく50…

「稚拙で猥雑な本能寺の変」11

○シーン11 美濃の里・山奥の沢 山の中の音。沢が流れている。 走って来るたね。沢に来てへ…

「稚拙で猥雑な本能寺の変」12

●第6幕 ○シーン12 秀吉の館・監禁部屋 しずとたねが捕えられている。 しず  「・・・」 たね  「・・・姉ちゃん」 しず  「ん?」 たね  「また戦になっちゃったのかな」 しず  「え?」 たね  「戦になったからたねたちは捕まったんじゃないか?」 しず  「うーん。でも戦だったら捕まる前に殺されちゃうんじゃないかな」 たね  「そうか。殺されなくて良かった」 しず  「そうだな」 たね  「・・・織部、弱かったな」 しず  「弱かったな」 たね  「でもたねたち

「稚拙で猥雑な本能寺の変」13

○シーン13 光秀の屋敷・前 下手から平太、織部。 平太  「ダメだ。どこにもいない」 織…

「稚拙で猥雑な本能寺の変」14・15

●第7幕 ○シーン14 安土城・祈りの間 フロイスがアメイジンググレイスを歌っている。信長…

「稚拙で猥雑な本能寺の変」16

○シーン16 光秀の屋敷・庭先 上手前より光秀、追って織部。その後ろを秀満、忠興、平太。 …

「稚拙で猥雑な本能寺の変」17

●第8幕(天正十年六月一日) ○シーン17 本能寺・庭園 信長、蘭丸、明神、たま、もち、フ…

「稚拙で猥雑な本能寺の変」18

○シーン18 本能寺・裏手小屋 ※下手のボックスの裏側にしずとたねが捕らえられている。 上…

「稚拙で猥雑な本能寺の変」19,20

○シーン19 山中・光秀軍の拠点(夜) 烏帽子鎧の光秀、甲冑姿の秀満が上手前高台へ。 眼下…

「稚拙で猥雑な本能寺の変」21,22

○シーン21 山中・光秀軍の拠点 上手前高台に来る光秀。じっと眼下を見ている。。 そこにやってくる秀満、忠興。 秀満  「殿」 光秀  「知らせは来ぬか」 秀満  「残念ながら」 光秀  「秀満、忠興」 秀忠  「は」 光秀  「私は明智家の繁栄のために最善の方法を考えてきた」 秀忠  「はい」 光秀  「ひいてはそれが民のため、世のためとなる」 秀満  「はい」 忠興  「義父上」 光秀  「我らはこれより我らの義を全うする」 秀忠  「ははっ」 光秀  「敵は本能寺に