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映像レビュー #4


どうもyasukeです。

本日のレビューです!

今回は作品というより、制作スタジオで紹介いたします。


#4   Good Bad Habits

こちらは、カナダのバンクーバーを拠点とするアニメーションスタジオ"Good Bad Habits"です。TishaさんとKunalさんというアニメーションディレクター兼モーションデザイナーの2人が心臓部となりチームで映像制作を行っています。

ここのスタジオの作品は、どれも独創的でデザイン性が富んでいます。

その中でも特に気に入ったものをいくつか載せていきます。

以前、まさにこういった世界の流れをスムーズに流した映像を作りたいと思っていたのですがこの作品はとても参考になります。30秒ですが、つい魅入ってしまいました。

こちらの、配色、アングル、世界観がとても好みでした。Kunalさんはアニメーション業界で10年ほど働いていた時期もあったそうで、やはりアニメーションは強いなと感じました。これほどまでのクオリティは難しいですが、少し取り入れられる程の技術は欲しいものです。

こちらはアートと詩を組み合わせて、内側のガイドに合わせるのに役立つオラクルデッキです。デッキには77枚のカードがあり、それぞれが異なるステージや経験を表しており、全体として人生の旅を構成しています。/HPより参照

デザイン性とノイズがかった質感。自然なトランジションにとても魅力を感じました。


また、このティシャさんとクナルさんですがインタビューを受けていて

その回答で今の私にとても響いたことをおっしゃっていました。

その質問内容が、

Q.これからアニメーター/モーショングラフィックスをはじめたい若者へのアドバイスはありますか?

この質問に対し、クナルさんはこう答えていました。

A.このメディアにおける自分の強みや目標について、自分自身と継続的に対話しながら前進することです。モーションデザインは非常に活気があり、常に進化しているメディアです。例えば、スタジオで働くかフリーランスで働くかといった選択をする前に、ミクロの世界から一歩引いて、マクロの世界で物事がどのように動いているかを観察することができると良いでしょう。
私たちは、自分の仕事を楽しんで、自分が見たいと思う作品を作ることが一番大切だと考えています。努力すれば、あとは自ずと見えてくるものです。
それから、レイヤーにラベルを付けて色分けすることも大切です。

実はココ最近、急に創作意欲がなくなりスランプのような状態に陥っていました。この言葉は、私が今まさに探し求めていたアドバイスでした。

私がスランプに陥った理由は、映像でお金を稼ぐことを急いでしまったからだと思います。

現在、私は自主制作にひたすら励み己というブランドを形成している段階にあります。

やっていくうちに、

「自分の好きな作品ばかりつくってそこに需要は生まれるんだろうか」

「私が自主制作している間に、たくさんの実績を積んでる人たちがいる。映像で食べていくには実績がないと・・・」

などと映像で「どう食べていくか」にばかりフォーカスがあたり、制作意欲がなくなってしまったのです。

こうして思い悩んでいるうちに、私が映像を始めた本来の思いが埋もれていってしまいました。

そもそも、私はお金を稼ぎたくて映像を始めたんじゃない。

思い出そう。

広告でよく見るようになった

”高単価で受注できる””未経験でもすぐ稼げるようになる映像編集”

そうゆう目的の人たちとは微塵も違うという事に。

「自分が見たいと思う作品を作ることが一番大切」

本当にそうです。

創作には、映像には夢やロマンがあります。

また、自由自在にいろんなアレンジができます。

だから好きなんです。

そう、再認識しました。


今日の学び

①映像制作において、自分の強みや目標を自分自身で継続して対話しながら前進し、作り続けること

②一番大切なのは、自らが楽しむ事と自らが見たいと思う作品を作る事

③自分のオリジナリティがいくつかできたら、ラベルをつけて色分けする事

④アニメーションはオリジナリティを出す、強い武器になる





夢3年計画【あと643日】







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