2024年度から英検の一部問題形式がリニューアル
2024年度から英検の問題形式が一部変わるようです。
私は下記のゆういちさんのTwitter投稿で知りました。
公式情報は下記のPDFになります。なお、一応「速報」とのことなので、内容は今後変わる可能性があるそうです。
https://www.eiken.or.jp/eiken/info/2023/pdf/20230706_info_eiken.pdf
英検1級では、英作文が2題になり、要約問題が追加されます。
試験時間は変わらず、リーディングの語彙問題と長文問題の設問数が削減されることで英作文の時間が確保されるようです。
要約形式の問題は、大学入試などでは一般的ですが、英語の資格試験としては珍しい取り組みだと思います。
2023/6月試験ではとくに事前周知などはなかったと思います。
最近下記の記事を書いたのですが、さっそく一部修正することになりました。まさか回答用紙の変更を伴うリニューアルがあるとは。
要約問題についてChatGPT 先生に聞いてみた
公式情報には要約問題のサンプルが付いていましたが、回答例や採点の内訳が提示されていませんでした。
また、サンプルは300語程度でした。意図的な長さなのかは、実際の出題を確認しないと確定しないと思います。
要約はChatGPT先生の得意とするところです。ChatGPT先生の回答例は下記です。
上記の回答案を自分で採点してもらったところ、さすがの高得点でした。
参考として、ChatGPT先生に要約問題の採点の観点を聞いてみました。もちろん公式な見解ではありませんが、参考になります。
また、要約問題へのトレーニング方法についても質問してみました。
前述したとおり、大学入試などで要約問題が出題されることもあり、要約問題対策の書籍やWeb上に情報があるので、参考にすることができそうです。
さらに、ChatGPT先生に要約問題の採点や添削をしてもらうことで、有益なフィードバックが得られそうです。どのような要約をしたら高得点が得られるのか、分かっていた方が有利ですし、あさってな方向の回答を作成していた場合には早めに修正できると助かります。
まとめと感想
2024年度から英検の出題形式が一部変更されそうです。今後の正式な情報を要チェックです。
ChatGPT先生は要約が得意です。先生に採点や添削いただくことで要約トレーニングができそうです。
先日下記の記事を作成しました。英検1級のライティングの点数次第で、難易度が変動するので、ライティングゲームの面があるかもしれないという記事です。
では、今回の変更でライティングゲームの面が是正されるのでしょうか?
今回のリニューアルのお知らせは、一部の問題形式の変更でしたので、英検CSEスコアは変わらないようです。つまりこれまで通り、リーディング、リスニング、ライティングのそれぞれで850点満点になります。
大本の英検CSEスコアの配分が変わらないのであれば、要約問題が一題追加されたくらいでは、あまり影響が無いことかもしれません。リーディングやリスニングで高得点の素点を獲得すること比べると、ライティングの英作文+要約問題で稼ぐ方がまだまだラクなような気がします。
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