其の十一【わたしと落語と】寄席へのご案内
細々と続いているこの連載、少しでも落語に興味を持ってくれる人ができたらいいなと願いも込めて書いています。先日、読者さんから「興味はあるけどどうやって入ったらいいかわからない」という声をいただきました。なるほど一見さんにはにわかに信じられないシステムですよね。入場のイメージとしては劇場というよりも美術館や博物館の方が近いかもしれません。窓口でチケットを買ってそのまま入場する感じです。
気の向いた時にふらっと入れる。そのいつ訪れるかわからない「ふらっと」のためになんと…寄席は毎日営業してるんです。年末年始などのお休みの時や前売りチケットが必要な特別興行の時以外はいつでも入れます。その時々で展示物が変わるのも博物館とかと似てるかも。あれっ?よく考えたら寄席って芸人博物館なんですねえ。
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