「宮澤賢治 最後の手紙」 社会人のための日本文学入門(6)
今回紹介するのは「宮沢賢治の手紙」です。宮沢賢治というと、銀河鉄道の夜、風の又三郎、注文の多い料理店など、多くの素晴らしい作品がありますけれども、今回は「手紙」をとりあげ、言葉について色々と考えてみたいと思います。
それでは、さっそく紹介します。
どうか今のご生活を大切にお護り下さい。
上のそらでなしに、しっかり落ちついて、一時の感激や興奮を避け、
楽しめるものは楽しみ、苦しまなければならないものは苦しんで
生きて行きましょう。
(宮澤賢治 柳原昌悦氏宛の手紙より一部抜