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つまり、佐藤の本棚。

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今まで読んできた本にまつわる「記憶」の記録です。
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2016年6月の記事一覧

読書ブログ 番外編 「6月19日は、何の日?」」

大学生のころの話。授業の最初に先生が「今日は何の日か知っていますか?」と問いかけてきた。僕は、頭の中にある記憶を探ってみた。そういえば、以前予備校で聞いた話の中に…。いや、違ったかな。そんなことをぼんやりと考えていると、先生は机の上の名簿を手に取り「では、○○さん。今日は何の日か知っていますか?」と指名をした。 「○○さん」は、そう、僕の名前だった。 つづき(無料) 佐藤の読書ブログへ

読書ブログ 三十九冊目 「中国行きのスロウ・ボート 村上春樹 」

六月といえば梅雨である。もちろん他にも色々と六月を印象づけるものがあるとは思うけれども、とりあえず自分の場合は梅雨であり、雨降りである。自分は今の時期の雨はわりと嫌いではない。もちろん、晴れの日が好きなことには変わりがないし、登山をしている時やキャンプなど野外活動時の雨はできれば避けたい天候である。なにしろテントを張ったり撤収したりしている時の雨は実に不快なものだ。通常の1.25倍の時間と手間と労力がかかる。 つづきを読む(無料) 「中国行きのスロウ・ボート 村上春樹 」