巨人と小人の戦い方(ボランティア編)後編~寄付のお願い~
※最後に寄付のお願いが記載されています。
昨日の記事は反響が大きくありました。頼んでも無いのに1万円サポートしてくださる方がいました。個人のポケットマネーで20万円は費やそうと考えていた僕(5名のチームメンバー)には、非常に心強いメッセージとなりました。
何も結論が出ていない「現在進行系の事」を書く事が良いことか分からなかったのですが、僕たちの活動が誰かの目に止まり、学びが少しでもあったら良いなと思うのです。そして、小さな活動(=小人の戦い方)の参加者になる人が一人でも増えたらいいと思うのです。
(↑チームメンバーのChinatsuちゃん。製造の一部と配送、使い方マニュアルの作成などしてもらっています)
後半の今回のテーマは下記の通りです。
・Afterコロナ、Withコロナ
・フェイスシールドは誰に必要とされるようになるのか?
・フェイスシールドの配布計画
・ボランティアなのか?ビジネスなのか?
・ボランティアとビジネスの間、社会との適切な距離感の考察
・寄付のお願い
・Afterコロナ、Withコロナ
僕がAfterコロナ、Withコロナについて書くのもどうかと思いますが、コロナの影響が長期化した場合について妄想をふくらませる事が多くなってきました。ヨーロッパやアメリカの状況は説明しなくても分かる人が多いと思いますが、医療崩壊が起きています。日本は既に今、医療崩壊が起きているのでしょうか?医療の現場については僕は分かりません。
中国は食事の価格が2倍になり、インフレしています。デリバリー先進国の彼らのデリバリーコストは25%上乗せされています。配達する人も足りていません。とにかくあらゆる物がインフレする社会になるのかもしれません。
そして、僕らの食べるものを供給する会社も倒産し、どのように継続するかを模索していくのだと思います。今はスーパーで、防御壁?呼び名は分かりませんがビニールカーテンがあるかと思いますが、そこにもう一つ、フェイスシールドも追加されるんじゃないかというのが僕の考えるところです。防御壁(ビニールカーテン)はスーパーや、コンビニでもう一般化しましたね。
コンビニに行くと、僕は、「Edyで!」って言うんですが、「え?」って聞き返されます。なので、大きな声で「Edyで!」って言うようにしています。でも、しょうがないですね。
飲食店の場合は、窓を大きく開けて、店員さんはマスクをしています。窓全開なので寒いですね。
マスクは海外に製造工場が沢山あるので何とかなると思っています。なっているのでしょうか?知っている人教えてください。
・フェイスシールドは誰に必要とされるようになるのか?
医療現場で必要とされています。まだ現在は物量があるようなので、楽天などのECサイトを見ても購入する事ができます。あとは、感染スピードがどの程度の広がりを見せるのか、医療現場が火を吹くのがいつなのかという問題だけだと思います。感染爆発をした瞬間に全ての医療従事者(医者、看護師、歯医者等)がフェイスシールドをしだした場合、在庫は無くなるでしょう。しかし、孫さんやDMM亀山さん、日産やホンダなのどで製造し始めています。フェイスシールドが届くようになると医療の現場では、フェイスシールドは何とかなるのかもしれません。一方で全てを医療向けにという動きもあるので、その他の産業では使いたくても入手ができないという事が起きるのかもしれません。
個別指導のTOMASでは、フェイスシールドの着用が義務付けられるようです。この動きは教育業界以外にも、お店を開店しなければならない人たちの中で大きなムーブメントになるんだと思います。
ライフラインとして止められなかった、スーパー、コンビニはビニールカーテンをまずは設置しました。それよりもさらに安全性を確保するために、フェイスシールドを装着して開業を急ぐ(倒産を避ける)企業が出てきてもおかしくないはずです。
対面で接する、市役所や美容室、マッサージ、あらゆるサービス業をあげだしたら切りがないですが、ずっと閉店しているわけにもいきません。美容室やマッサージはビニールカーテンするという事もできないでしょう。マスク以外の方法がありません。
飲食業も対面式が減り、デリバリーシフトが進み中食産業が伸びるのは良い事でしょう。だけど、既存の店舗も山程あるわけですから、営業できませんではすみません。なんとか知恵を絞り非常事態宣言後にクラスターにならないようにオープンするんだと思います。その時に、このフェイスシールドの購入を検討するのだと思います。
今、僕が出来る事は日本のレストランチェーンのオーナーさんや、部長さん、スーパーマーケットなどの方に、今後フェイスシールドを装着する事になるかもしれないということをいち早く伝えるべきだと思うんです。
昨日から、数社には電話やメールで、今後このような動きがあるかもしれませんと伝えています。
1ヶ月後から検討を初めるのと、今から検討を初めるのとでは、影響度が違うと思います。そのキッカケを僕らが作るだけでも価値があるのだと思っています。
・フェイスシールドの配布計画
1.100個を小金井市役所に届けます。
2.地域の飲食店やスーパーや美容室など、ゆかりがある場所に届けます。100~200個(知人の医療関係者も含む)
3.取引先の飲食業やスーパーの方に、連絡をして必要であればサンプルを送付します。100個~200個
3.については、大企業が多いためサンプル以降は購入してもらう事になると思います。我々のフェイスシールドではなくても、検討するキッカケになる事が重要なので、そういう未来が来るのかもしれないという注意喚起になれば十分です。
最大500個、400円×500個=200,000円(原価)
少なくない金額のポケットマネーを使いますが、この中から、社員の親族や知人、知り合いの医療従事者などからも欲しいと言われていますので届けます。
製造能力は今の所1週間で100個程度と見込んでいますが、さらに需要が高いようでしたら200個製造するかもしれません。需要と配布スピードに合わせて製造量もコントロールしようと思います。これが、3Dプリンタだと製造量のコントロールが難しかったです。
そして、本当に使いやすいものなのか、仕事で邪魔にならないのか、ニューヨークの医師から言われた「12時間つけ続けても忘れてしまうくらいのもの」になっているのか、自分たちの作った物の価値を確かめたいと思います。
・ボランティアなのか?ビジネスなのか?
結局曖昧なところですが、我々のお客さんに送る時に、1個400円だったり、別途送料をもらうとしたら会社に振り込んでもらう必要があるわけで、個人の通帳に振り込んでくださいとはできないと思うのです。1と2は近所という狭いエリアの話なので、地元に貢献して終わり。という話でしょうが、取引先が絡んでくると話が少しややこしくなります。
でも、この非常事態においては利益が云々という話しよりも、安全を優先させたほうがいいですし、個人の損得勘定よりも社会全体を見渡す目を養ったほうがいいと思うのです。
この文章を書きながら、実は自分の中で整理していたりします。すみません(笑)
・ボランティアとビジネスの間、社会との適切な距離感の考察
今回のこのフェイスシールド製造で一番思った事を最後に書いて閉じたいと思います。僕は打算的ですので、最初にこのフェイスシールドで儲かるんじゃないか?って思いました。それは営業の仕事してますので、そう思うのは当然です。
前編に、マスクが流通し始めたと書きました。
僕の知り合いの経営者では、4月4日(土)に海外ルートで1枚38円、4月15日(水)あたりに1枚65円、4月18日(土)あたりに1枚35円。それぞれ単位は2,000枚単位とか1万枚単位とかありますが、金額が書かれていました。これはBtoBルートです。
上記の写真はTwitterからお借りしました。BtoCルートでは、50枚4,000円なので1枚80円です。これを見て、ドン引きするわけです。
65円のものを見た時に、正直「たかっ」って思いました。一般市場では80円でも取引されている。
35円で販売されている社長に聞きました。何で安いんですか?と。
「このタイミングで儲けようとしてるヤツの値段がいかに高いか知らしめる。社会貢献してこそ起業家だ。」って言ってました。僕はその方から2,000枚購入しました。7万円ですね。個人の出費としては安くはないと思います。
でも、この想いの詰まった2,000枚のマスクは自分たちで使うだけじゃなくて、人に届けるべきだって思ったんです。なので僕は地元に配ります。住んでいる町に届けます。
ここから分かるように非常時において、それを元に儲けようとする人は多かれ少なかれいます。でも、引かれるわけです。ドン引きですね。
その人と付き合うのやめようかなレベルです。ですので、非常時には非常時の対応方法があって、その対応方法をミスると取引も消えてしまいます。
どんな時も誠実に真摯に対応していれば、関係性は切れないと思います。
非常時こそ助け合い、結束を高め、信頼関係を積むげるのだと思います。
深夜なので盛り上がってしまいますが、まだ僕らは製造できることが分かったレベルです。まだ誰にも届けていません。これから、届けて周知していくという活動が続きます。また、ブログという形で皆さんにレポートしたいと思います。
コロナがもたらす影響は非常に大きいですが、不景気や災害は人を強くしてくれます。前向きに今出来ることを一歩ずつ進んでいきたいものです。
おやすみなさい。
●寄付のお願い
こよれり先は、有料記事ですが特に何も書いていません。
・有料記事を読むには500円の投げ銭をして頂きます。すべて1.2.の製造コストへと活用させて頂きます。
・その次に、サポートの基準を記載しています。クラウドファンディングのように、1,000円プラン、3,000円プラン、5,000円プラン、10,000円プラン、5万円プラン、10万円プラン、100万円プランと記載しています。投げ銭というか、このプロジェクトに関わりたいと思ってくださる方は、お金で(行動で)ご協力ください。投げ銭後、連絡先をお伝えします。
(量産計画後、行動のボランティアを募集するかもしれません)
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