見出し画像

友人に騙されて100万円借金した話 最終話【全5回】

俺は友人の度重なる裏切りにより、ついに友人の父親に連絡することにした。


この連絡先は本当に父親なのかという不安もある中、電話して出たのは男性であった。

父親「もしもし」

俺「突然連絡してしまい申し訳ありません。私、大橋と申しますが、友人さんの父親でお待ちがいないでしょうか?」

父親「はい」

よし。

第一関門突破


俺「実は、友人に借金されているのですが、ご存知でしょうか??」

父親「いや、知らないですけど。。いくらくらいですか??」

俺「100万円です。」

父親「えぇ!?  いつからですか??」

俺「去年の11月からです。」

父親「ちょっと、息子に確認とってみます!」

そこで切られた。

とりあえず、俺は父親にチクったことを友人に電話することにした。

俺「もしもしー。」

友人「さと!ホントにお願いします!親に連絡しないでください!お願いですから待ってください!」

彼は泣き付いてきた。

俺「もう遅いよ。父親に連絡したよ。」

友人「え、マジ?」

俺「うん。」

友人「何だって??」

俺「確認してみますだって。」

友人「うぅ。。もぅ。。お、俺、俺もう死ぬわ。。」

俺「ドンマイ、確認したらまた連絡して。」

友人「も、もう俺死ぬわ。。」

会話にならないので切った。

数時間後、友人の父親から、連絡があった。

内容としては、謝罪とこれから必ず毎月返済していくという話であった。

僕は、心底安心した。

後から、聞いた話ではあるが、


・友人とは結婚しておらず彼女であったこと。

・彼女に逃げられた時、縁を戻したと聞いていたが、嘘であり(第2回参照)、結局別れてしまったこと

・パチンカスで、消費者金融から100万円以上借入れしており既に首が回らない状況であったこと


ということが分かった。

そして、今後は友人の収入を父親が管理し、返済は父親が俺の口座に振り込んでもらうことになった。

自分も金利が痛いので、全力で節約した結果、生活費を月々5万円ほどまで抑えることが出来るようになり、毎月10万円も返済していた。

そして、数ヶ月後。。。

ついにこの時がやって来た。。

画像1

2020年6月、ついに完済した。


そして、2ヶ月後の2020年8月

画像2


父親経由どの友人からの返済が完全に完了した。

本当はまだかかるはずでしたが、一括で50万円払ってくれました。

嬉しいという気持ちよりも圧倒的に「安堵」という気持ちの方が大きかった。

そして、友人に父親経由で完済してもらい最後の電話をした。

画像3

「完済ありがとうございました

                                                             GG 」

これをどうしても最後に言いたかった。

俺の勝ちで終わった。ハッピーエンドだぜ!!!

あまりに色々あったが、結局は利子も含めてしっかり返せて貰えたので

・嫁がいること

・勝手俺の金を引き出したこと

・嘘をついて返済をしなかったこと

上の3つは全部許そうと思います。

ただ、


「俺の金でゲーミングPCを買ったこと」

これだけは一生許さねぇ!!!!!

GG!



・・・



いかがだったでしょうか?

自分が今回を通じて感じ、読んでくれた皆さんに伝えたいことは

・他人にお金は貸してはいけない

これにつきます。

皆さんも安易に困っている人にお金を貸したりしないでください。

僕のように、もしくはもっと悪いことになるかもしれません。

僕のように、お金のトラブルで貸した側がハッピーエンドを迎えることができたケースは少ないと思います。

だからこそ、皆さんは自分のお金を大切に使ってください。

今まで5回に渡り読んでくださりありがとうございました。

また、Twitter等で話しかけてください。

https://twitter.com/Level_20_




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?