音楽レッスンサービスのその先に考えているもの、実現したいこと

まだはじまってもいないのに「その先を」なんてのは非常に烏滸がましいと思いながらも、先日、地元千葉の起業家の集まりでこれを話したら、その想いはもっとアピールしたほうが良い、ということを皆さんに言われたので、例のごとく備忘録の意味も込めてここに書いておきたいと思います。

現在鋭意作成中のサービス「how to mikke

このサービスの概要は以前からnoteで書いていたので、詳しい説明は割愛しますが、楽器や歌のレッスン、DTMや作曲のやり方、楽器やDTMの使い方など、音楽レッスンや作曲、楽器に関するhow toが学べる、ユーザー投稿型メディアです。

端的に言うと、クックパッドの音楽レッスン版だと言っております。

そんなサービスを現在作っております。

そして、まずはこれを全楽器ユーザーが利用するサービスにして、収益化して、楽器をやる人やそれにかかわる人を一人でも多く増やしていきます。

そんな世界を見据えて作っております。

そのうえで、なんで音楽レッスンサービスなのか?という質問をたまに頂くのでその答えと今日の本題でもある、その先に考えていること、これについて書いていきたいと思います。

結論から言うと作るサービスは正直何でも良かったです。

ただ一つ「面白い楽しいと思えるもの」がサービスを作るうえでの条件でした。

面白いや楽しいを広げることが、世の中を良い方向に向かわせる、暗い話ばかりの世の中凌駕できると思っているからです。

そんなことが実現できるであろうサービスは、自分の頭の中にはたくさんあります。

が、その中でこの分野を選んだのは、自身の得意分野である「音楽や楽器×IT」の分野で始めた方が熱量を絶やさずできる、スピード感を持って進めると思ったからです。

まずは、今回のサービスを最大限大きくしていくことが当面のミッションですが、その先に考えていることについても本日は触れようと思います。

先述の「面白いや楽しいを広げることが、世の中を良い方向に向かわせる、暗い話ばかりの世の中凌駕できる」は、すなわち精神的に良好な世界を作るということです。

このような考えを上手く言語化できず悩んでいたところ、昨今、自分の考えているようなことをウェルビーイングという言葉で括れるということを知りました。

自身に置き換えた時に、音楽を聴いたり、演奏したり、曲を作ったり、何故そんなことをやるのか?

それを考えてましたが、そんなに深い理由はなく、面白いから楽しいから、そしてそれが精神的に、もっと言うと人生そのものに影響を与えているということを最近考えております。

音楽を聴いて嫌なことが吹っ飛んだり、カラオケで歌を歌って高揚したり、曲を作ってクリエイティブになったり、良い映画を観て泣いたり、良い本と出会って特別感を得たり、お笑いを観て爆笑したり、娯楽そのものが持つ力は表層的なものでなく、人間の内側に多大な影響を与えます。
そして、それが生きる上での活力になります。

誤解を恐れずいうと、人生100年時代とか、長寿大国といった言葉はあまり好きではないです。

ただの長生きは、本人やそれを取り巻く人々を不幸にします。

これは自身の祖父や祖母を見ていて感じた率直な気持ちです。

長生きすることそのものが良いのではなく、心身ともに健康的で人生を全うできることが素晴らしいことです。

死ぬ間際に「楽しかった」と終われるように、人は生きるべき。

だから、その「楽しかった」と思えるようなことを作って、いろいろな人に使ってもらいたい、それが僕が見据えている今後のサービスです。

アイデアベースのみで、具体的にアウトプットできるものはまだないですが、この精神で世の中に良いものを提供していこう、そういった気持ちでビジネスをさらに飛躍させていきます。

自分自身の備忘録としても、ここに残しておきます。

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