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青年海外協力隊は、派遣される前に訓練があるよ

青年海外協力隊では、派遣先に行く前に、65日間の訓練がある。
※現在は、日数は前後していると思う。70日間かもしれないし。
長野県の駒ヶ根か、福島県の二本松に訓練所があり、そこに100人以上集まる。
※訓練所は最大200人まで入ることができる。

主な内容は語学。
語学以外にもいろいろな講座がある。
たとえば、鶏解体作業講座。たとえば、開発援助の学習。
加えて、有志でいろいろなイベントを起こす。
たとえば、アルバムつくり。たとえば、運動会。
その上、飲み会があり、スポーツしたり、遊んだり。

そういう過密された状況で、いかに取捨選択し、自分を向上させるかが、きっと訓練の真意だと思う。
派遣先では、いろいろな要望があったり、逆に自分のしたいことがいろいろあったりし、かといって、自分の本来の業務はおざなりにできないし、さまざまな取捨選択が迫られるだろう。
あらかじめ訓練でありえないくらいの状況に追い込まれることで、楽しみつつ仕事をこなしていくことを身につけるのだろう。
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もちろん、多忙な人は、日常生活でも、そういう取捨選択を迫られているだろう。
仕事も忙しいし、いろいろなイベントに参加したいし、自分では習い事したいし、かといって観たい映画はあるし。
何を捨てて、何を得るか。
そういう判断がすごく必要だ。


ちなみに、訓練所外活動というものがあるらしく、これがなかなか啓蒙的だそうだ。
行く場所は、選択制で、農家だとか、特別養護老人ホームだとか。
そういうところで、業務につく。
普段なかなか行かないし、知らないところへ行って、現場を知ることができる。
いろいろと考えさせられるらしく、人によっては、義務教育でもやるべきだ、という意見も。
私としては、上にあがる人ほど、こういう活動を行うべきかな、と思った。

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