椎体終板の変性;Modic分類について

Midoc分類について、大変わかりやすくきれいにまとめてあるページがあったので、記録しておく。

Modic type1は椎間板の上下の終板部分がT1強調像で低信号、T2強調像で高信号を呈する。これは終板周囲の骨髄浮腫を反映するとのこと。
造影MRIでは造影効果を有し、組織学的には血管に富む線維増生がみられる。活動性があり疼痛を伴う。
椎間板炎が鑑別となるが、椎間板炎では周囲の軟部影がみられること、椎間板の信号がT2強調像で高信号を呈することなどに留意する。

Modic type2は椎間板の上下の終板部分がT1強調像で高信号、T2強調像で等~高信号を呈する。これは脂肪変性を反映するとのこと。

Modic type3は椎体変性の終末像で骨硬化像を呈するとのこと。




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