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【第一回】ふるさとの全力プロ野球をあらためて考える


どうも。Satoshiです。
BCリーグのコンセプトである、「ふるさとの全力プロ野球」について、自分なりに整理して考えてみたく。

なぜ今更…?と思われる方が多いと思うので、理由を下記に。

①BCリーグを見るようになって日が浅い(2019年〜)ファンの目線で考えてみたい。

②茨城アストロプラネッツは、所謂、これまでのBCリーグの路線とは異なる様相を呈していると思われるため。(茨城アストロプラネッツファン目線)

③地域に根付く、地域に貢献するプロ野球とは何なのか、また期待される役割とは何なのかを整理しておきたい。

※自分の中でも答えがある訳ではなく、皆さんの意見も伺いたいと思いながら書いています。
また、解釈の誤りや勉強不足等が多分にあると思われます。どうぞ温かい目でお読み頂ければ幸いです。※

1.BCリーグ憲章とは〜地域のプロ野球〜

BCリーグはこうあるべきですよ、という重要な掟のことです。以下の通り。

「BCリーグは、地域の子どもたちを、地域とともに育てることが使命である。

BCリーグは、常に全力のプレーを行うことにより、地域と、地域の子どもたちに夢を与える。

BCリーグは、常にフェアプレーを行うことにより、地域と、地域の子どもたちに夢を与える。

BCリーグは、野球場の内外を問わず、地域と、地域の子どもたちの規範となる。」

これは、『リーグと球団リーグと球団を支えていただいている全ての方々への約束』として定められたものです。

全てに、地域と地域の子どもたち、という文言が入っており、これが、ふるさとの全力プロ野球、に繋がっていくのだと思います。

さて、私がBCリーグを見始めたのは2019年の茨城アストロプラネッツ加入からですので、それよりも前のBCリーグは正直言って知りません。
きっとその10年以上の歴史の中にも、じっくりと醸成されてきたBCリーグ像をもち、実践している球団もあるとは思いますが、歴史の当事者で無い以上、詳しく伺い知ることは出来ません。

しかし、私の中では、正に茨城アストロプラネッツが地元茨城の球団で、それ即ち地域のプロ野球だったため、球団の創設とBCリーグ加入は大きな衝撃と喜びをもって受け入れました。本当に待望の出来事であったことは鮮明に覚えています。

では、「ふるさとのプロ野球」「地域のプロ野球」とは何なのでしょうか。

例えばNPBでも地域に根ざした球団があると思いますが、それは所謂地域のプロ野球ではないのでしょうか。
観客動員数や経営母体の規模でしょうか。
何をもって地域のプロ野球と呼ぶのでしょうか。
冒頭申し上げた通り、私の中で答えがあるわけではありません。しかし、自分なりの解釈としているものがあります。

①その地域の良さを知り、その地域を好きになること

②その地域の社会が豊かになること

③その地域の環境が豊かになること

②、③は北海道日本ハムファイターズの監督に就任した新庄監督が言っていた、


【プロ野球の存在意義は

そこの街に住む人達の暮らしが少しだけ彩られたり、
単調な生活を少しだけ豊かにする事に他なりません】

という言葉にもある通りです。

※これはまさにBCリーグの目指す姿なのではないでしょうか。私は、それをNPBの規模感でやろうとしている新庄監督のビジョンにかなり驚きましたが…。※

地域のプロ野球として、すべからく①〜③が実現出来るべきとは思いませんが、もし実現すれば、それは地域に根ざしているという意味合いの一つにはなるのではないのでしょうか。

しかし、その球団を好きになる、及びファンになる、というのはまた別の訴求があると考えられます。
次回は、その点を考察していきたいと思います。

駄文、長文失礼致しました。お読みいただきありがとうございます。

では、また第二回で。

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