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もしもコロナが治まり中国へ渡航することがあったら知っておいてほしいネット事情|初級編ひらがな解説|vol.059

😎コロナが蔓延し
海外ビジネスができなくなって早2年

弊社は海外プロモーション事業なるものを
創業より行っていました

主なターゲットは中国

😎私が住んでいる大分市は
中国湖北省武漢市と友好関係にあります

この辺にあります


武漢(ウーハン)


30数年前
大分市の新日鐵大分の鉄鋼技術を
武漢市に提供したことから交流がスタート

武漢市はみるみるうちに
鉄鋼の街として発展していきました


現在人口1200万人といわれていますが
戸籍を持っていない方もいるのが
中国の実態なので
正確な数字はわかりません


商流人口(仕事で武漢市に流入する人)は
数えられるものではなく
瞬間最大人口ははるかに多いはずです

とにかく大都会です

人の流れも春節(旧正月)時の駅周辺では
日本でみたこともない光景が拝めます

公共交通機関はこんな感じ


とにかく全てが圧倒されるスケールです


コロナが出現したと言われることでも
世界的に有名になってしまった武漢市

大分市との関係は海外貿易に恩恵を
生むはずでした


過去の大分市のミッションで
武漢でプロモーション担当を数回
経験させていただいた時に

中国のネット事情で発見があったことを
今日はお話しさせていただきます


😎大分市でIT会社をやっています
ロックスカンパニー久保田と申します

最後までお付き合いください


01
中国のネット事情


持ち込んだスマートフォンやパソコンは
当然現地でのWifi(わいふぁい)で使用ができます

日本と同じく
現地のホテルやレストランなどで
Wifiは至る所で出ています

しかし下記の点が違います

・Google関連が全て使えない
・Googleで検索できない
・Google mapや翻訳も使えない
・したがってYouTubeが見れない
・Facebookが見れない
・したがってinstagramも見れない
・LINEが使えない
・Twitterが使えない  他

など、普段日本では当たり前に使っている
アプリやサイト接続ができなくなります

中国当局がこれらのサービスへ
接続させないことで
情報統制をおこなっているからです


つまり一般的に中国居住民は
Google関連やYouTube
FacebookやTwitterの存在を
知らないことになっています

旅行者である私たちは
スマフォ契約会社(docomoやauなど)の
「世界携帯サービス」で

お金を払えば日本と同じ環境で
使用することができます


しかし1日あたり1,000円〜3,000円
あたりが相場のサービスなので
1週間も滞在すると高額になって
しまいますよね


一体どうしたらいいのでしょうか




02
中国当局のWifi網をかいくぐる「VPN」


VPNというサービスがあります

VPNってなに?|かんたんにひらがな解説
VPNは、「Virtual Private Network」の略で、普通のインターネット回線を利用して作られる仮想の専用線。VPNを使うことでフリーWiFiと比べてセキュリティリスクを減らすことが可能になります。

VPNにもいろいろサービスがありますので
ここでは細かいことは省略しますが

通常のインターネットが出入り口になっていて
その間は1:1の専用回線があると
イメージしてください

こんなイメージですね


VPN回線からインターネットに接続すると
あら不思議!
中国からでもGoogleやYouTubeなど
日本と同じ状態になります


このVPNサービスは
企業がセキュリティを守るために
使う高額なサービスから

私みたいなインターネットだけの
安いVPNまで色々です

ちなみに私は月額980円の
VPNサービスを契約していました


ほとんどがお試し無料がありますので
海外へ行く間だけ試しで使って
みてはいかがでしょうか

ただし渡航する前に日本側で
契約してくださいね



03
中国国内でもVPNは大流行り


中国当局は当然国内でVPNサービスを
調達できないように規制をかけています

しかし国民はインターネットから
なんとかしてVPN回線契約を手に入れ
YouTubeやFacebookをやっています

表向きは中国はネット鎖国と言われていますが
私の中国の友達とは
普通にLINEで会話してますので
情報統制はできてないのが現状でしょう 



04
中国国内で主に使われているSNS


当然中国当局が認めるSNSがあります
代表的なものをご紹介します


1、LINEの代わり=WeChat(うぃちゃっと)

アプリは日本国内で普通にダウンロード可能です
昨日はLINEを想像して貰えばいいと思います

中国国民みんな持っています
私も中国人と連絡取る時は
WeChatで会話をします


2、YouTubeの代わり=优酷YOUKU(ヨーク)

YouTubeみたいな機能の動画サイトです
しかし日本からはアクセスできません
見ても中国語なんでわかりません

当然YouTuberみたいなインフルエンサーが
存在しています
人口13億人の国ですから
規模が数段ちがいます



3、Facebook=微博(weibo)ウェイボ

Facebookやtwitterのように
情報発信ができるSNSです

圧倒的にユーザーが多いのがウェイボです

日本人も有名人が多く登録しています


4、TikTok(ティックトック)

日本でもお馴染みのTikTokは元々中国発です

TikTokには我々が普段使っている「国際版」と
中国国内でつかわれている「中国版」が
存在します

ここでも情報統制のため
中国当局が一線をひいいていることがわかります

しかしある一定の条件をクリアすれば
私たちでも中国版を手に入れることができます




まぁとにかく気を遣う中国です

しかしインターネットは国境線で
完全に防ぐことは困難です

今後当局の縛りが厳しくなるのは
目に見えていますが

今日ご紹介したことを知識として
今後中国のニュースなどを見ると

話の筋がわかってきます


まだまだ謎の多い中国ですが
私は個人的に好きです

中国国内の多くの観光地を
旅して回って見たいものです



😎今日はこの辺で


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