なんで私が「英語発音の見える化」の事業化に挑戦することになったのか?
あるひらめきで、発音が劇的に向上
約26年前、米国中西部の田舎町の大学に9ヶ月間の交換留学へ。初の海外で大学の授業に全くついて行けず、結局、何か結果を残したくて、何故か野球部へ(でも、これじゃ野球留学じゃん)……。ただ、何とか英語の発音だけは良くしたい、何度も聞き返されずに会話できるようになりないと一念発起し、最後の4ヶ月間は、友人に家庭教師をお願いして猛特訓。「英語がしゃべれるとカッコいいーしなぁ」が当時の自分にとっては最大の動機でした。
それでもなかなか発音は改善せず、必死でもがき続けたある日「あっ、そうだ、どうせ自分の耳では聞き取れてないんだから、自分の頭の中で、家庭教師の発声動作を想像で動画化して記憶する……、要は、Native発音を勝手に『見える化』すればいいんじゃないか」と割り切ったことで、モノマネができるようになり、発音が劇的に変化&改善!!
月日は流れ、今から6年ほど前に、当時の私のように英語発音に悩む後輩に、この体験を思い出して説明して特訓を開始するも「自分の頭の中で『発音を見える化』するって一体どういう事ですか?」と質問されて、「あれっ、これって口で説明して分かる話ではないかも」と開眼。その後、このコンセプトをどうやれば理解してもらえるのか、なんとか世に出す方法はないのかと悶々と考える日々に突入。
「英語発音の見える化」で社内起業制度に挑戦
1999年に就職して以来、会社や出向先で様々なことを学び、比較的長期の海外駐在も経験させていだだきました。一方で、44歳(当時)にして自分の人生を振り、もし自分らしく世の中に貢献できることがあるとすると、どんな関わり方があり得るかなぁ~、定年まで残りの期間で何か挑戦できることはないかなぁ~と真剣に考えるように。
たまたま会社に社内起業制度なるものがあることを知り、全社オーディション形式の選考イベントに参加することを決意。ちょうど1年くらい前に、リモート会議形式で開催されたイベンド(恐らく100以上が視聴)に、超ど緊張しながらも、勇気を振り絞って自分のアイディアを発表しました。発表後のQ&Aでも「しどろもどろ」でヘロヘロになり、絶対ダメだと思ったものの、何故か合格!(本当に有難いことです。)
2021年秋に、駐在していたシンガポールから単身帰国し、社内起業家として、念願の「英語発音の見える化」プログラムの開発と事業化に取り組むことになりました。
サラリーマンから社内起業家(Intrapreneur)へ
20年あまりのサラリーマン生活で、すっかり硬くなった自分の頭を何とか柔らかくして、新しい情報を吸収しつつ、思考をこねくり回しながら、アウトプットを試みる日々です。最近46歳になったばかりですが、いくつになっても挑戦できるって幸せなことだと感謝の毎日です。
これから新しい環境での私の「発見」、「苦悩」、「葛藤」、「うれしいこと」などを能天気に綴っていきます。この投稿をご覧になる専門家もおられるでしょうし、ご経験豊富な方々も沢山いらっしゃると思います。可能であれば、いろいろな方のご意見を拝聴できれば、幸いです。
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