起業家のやるべきこと「傾聴」とは?

以下は起業家として何をすべきか(特にUserとの関わり合い)について簡潔に纏まったVideoで、シンプルですが、とっても難しくて、私にとっても、日々悩んでいることの一つなんです。

後述予定のY Combinatorの動画でも、散々メッセージとして挙がってますが、起業家は人任せにせず、自らがPotential Userとの対話に臨み、彼らの意見や情報を直接聞き取って、継続的にProductやサービスを改善すべしとのメッセージですが、

実は、これとっても難しくて、自分のIdeaに対して愛情が大きければ大きいほど、何とかUserを説得し、同意を取り付けたいという衝動に駆られてしまうんです。

User Interviewsや実験の主旨を正しく理解して、事前に自分の頭をよく整理してから、Interview本番に臨む必要があるんですが、未だに暗中模索の日々です。

「的を射た質問」をどうやって準備して、「Productやサービスの改善」に資する回答をIntervieweesから得るか、本当にとっても難しくて試行錯誤を繰り返しています。

###Satoshi’s take-away
突き詰めると、起業家がやるべきことは、1. Userの話を聞く、2. サービスを作るの2つだけ。以下が1.に関する重要なポイント。
 
Userの話を傾聴すること、自分の話をする場ではない。
大事なことは、プロダクト、マーケティング、市場におけるPositioningに資する貴重な意見や情報をUserから引き出すこと。

できるだけ仮定の話を避け、Specificな話を聞き出す。本当に起こったことを聞き、どうやってその問題が起こったか、どういう状況だったか、どうやってその課題に行き着いたかなど、Userの動機もしっかり探る。

良い質問例(傾聴を心掛け、自分から話さないこと)
① その問題の何が難しいのか?
② その問題に前回直面したのはいつ?どんな状況だったのか?
③ 何故それは難しいのか?UserはWhyを買う、Whatを買うのではない。
④ 今までにどうやってその問題の解決を試みているか?
⑤ 今ある解決方法は何?また、そのどこが嫌いな点(改善ポイントは)?
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Eric Migicovsky - How to Talk to Users
(https://www.youtube.com/watch?v=MT4Ig2uqjTc)


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