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子育てに悩む前に読むと参考になるかもしれないブログマガジン

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「子育てに悩む前に読むと、もしかすると参考になるかもしれないブログ」をそれぞれ単体の記事にしてマガジンにまとめました。理由は、一個の記事に書いていくと長々としてて読みずらい!とい… もっと読む
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#ドイツ

幼稚園、保育園選び

 日々驚きと発見の連続である子育て。自分の目の届く範囲にある内はまだいいですが、子供を初めて保育園もしくは幼稚園に入園させるのは別格の悩みどころ、と言えるかと思います。初めての子供を入園させるときに体験した幼稚園についてのお話です。  私たちが住んでいたのは人口10万人に満たない北関東の街。大手企業の工場がある工業団地があり、そこそこ栄えていました。そのため日々の暮らしの中で、あまり格差が問題になることはなかったです。  近場に幼稚園がなかったため、バスで送り迎えしてくれる幼

お弁当2

 我々がドイツに住んでいるとき、子供たちは小学生でした。上の子は日本人学校に通っており、下の子はインターナショナルスクールに通っていました。日本人同士でご飯を食べるとき、当然お弁当になります。それに対して現地の(ドイツの)子供たちはどんなお弁当なのでしょうか。  時々インターネットで、外国人の方が日本人と結婚して子供にお弁当を持たせるときにカルチャーショックを受けるという記事を見かけます。私たちはさほど意識していませんが、日本のお弁当は世界に誇るべき文化であると共に、親にとっ

雛祭り

 3月3日は雛祭り、桃の節句ですね。女の子にとっては、誕生日以外で主人公になれる大切な日です。それに対して、端午の節句は男の子の日なのに、子供の日と称され不公平だ、と昔は思っていました。今思えばお菓子の量などを女の子だから、男の子だからという理由でヒイキされた記憶が無いのでどうでもいいことでしたが。  ただ子供心に、子供の日よりも雛祭りのほうが華やかだった印象があります。雛人形の前で女の子が着物を着て遊んでいる風景は映えますよね。我が家にも、お内裏様とお雛様のセットがありまし

お散歩

 先日、子育て真っ最中の女性と話をしました。そのお方は正規社員として外資系の会社に勤めているのですが毎日が忙しく時間が無いあまり、良くないとわかっていても子供が自分で服を着ようとしている時に親が着せてしまったり、時には厳しい言葉で急かしてしまう自分が嫌でたまらない、とのことでした。過去にその方とはドイツの子育てについて語り合ったことがあり、親が命令するのではなく子供に理由を聞かせてやらせる、子供のペースで終わるまで自分でやらせるなど、子育ての理想の姿について話をしていたのです

親子で話し合い

 今から10年ほど前、私たちがドイツに暮らしており子供が小学生だった時に、子供の同級生の家族(母親が日本人、父親がドイツ人)から聞いた話で「さすがだな」と思ったことがあります。そのご家族は4人家族で、小学校中学年の年子の二人の娘さんがいました。お小遣いや子供が寝る時間など、しつけに関する話をしていた時でした。  ドイツ人の父親が、「ファミリーカンファレンスしてる?」と聞いてきたのです。え、なにそれ?と私たち夫婦は顔を見合わせましたが、よくよく聞くと家族会議とのことでした。「