北風と太陽
2日前から新人の男の子が来ています。
リーダーをはじめ、みんなが一生懸命になって仕事の事を教えてくれています。
現在4人が1つの屋根の下で1日中仕事をする上で、注意しなければならない事は「協調性」だと思います。
「協調性とは : 異なった環境や立場に存する複数の者が互いに助け合ったり譲り合ったりしながら同じ目標に向かって任務を遂行する性質。(wikipediaより)」
育った環境が違う、年齢が違う、男女で性別が違う、既婚と未婚で違う。そんな違う者同士で仕事をしているのだから、考えが違って当たり前、ということを前提にモノゴトを進めて行かないとと思っています。
そして、人の悪い点はいくらでも見つける事ができますが、良いところはなかなか見つけにくいものです。
そこで、弊社では不定期ですが、月に一度「隣の人を褒める」ということをしています。これは、人の良い点を探して(観察力)発表し、その良い点を伸ばす(想像力)ことで、お互いが気持ちよく仕事ができることに繋がると考えるからです。
悪い点を改めるのはなかなか難しいですが、良い点を言い合って、伸ばすことは成長にも繋がるし、自信にもなり、周りの環境にとっても良いことだと思います。
褒めてもらうのはいくつになっても嬉しいし、怒られるとショボンとしてしまい、やる気が失せるようにも思いますしね。
こんな時僕はイソップ物語の「北風と太陽」の話をみんなにします。北風と太陽が旅人のコートを脱がせる競争をします。北風は風を強くしますが、旅人は強い風に対抗してコートが脱げないようにします。太陽は何もしなくてもただサンサンと光輝くだけで旅人のコートを脱がしてしまいます。
あぁー、僕は太陽のような存在になりたいなー。
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