見出し画像

個人事業のお金まわりをどう管理しているか

こんにちは、菱田(@satoshi817)です。
僕:NPOでISOコンサル+夫婦でやってる個人事業
妻:株式会社でデザイナー+夫婦でやってる個人事業
てな感じで夫婦で複業やってます。

最近「確定申告とか請求管理とかどうしてるー?」と聞かれることが多くなったので、自分での振り返りも兼ねてまとめてみます。

1.請求管理

最初どのくらいの規模感で個人事業を続けていくか分からなかったので、ランニングコストがかからない形で請求管理を行うことが条件でした。
所属しているNPOがExcelで請求管理を行っていたので、それを真似てGoogleスプレッドシートで請求管理を行っています。

仕組みはこんな感じ
1.一覧シートにIDと見積情報を入力

画像1

2.見積書シートにIDを入力

画像2

→完成!
見積書のID欄に発行したい見積情報のIDを入力するだけで、その他の項目が自動で表示されます。当然消費税や、源泉徴収税額、合計額なんかは全部自動計算。
同じ要領で請求書シートにIDを入力すれば請求書が、領収書シートなら領収書が一発で出力できます。
これがあるので有料サービスは使っていません。
CSV出力できるので、確定申告ソフトとも連携できます。
自分で好きにカスタマイズが出来るので、結局Excelとかスプシが汎用性高いなと思ってしまいます。
※ちなみにこれ、売ってます。欲しい方はお問い合わせください(笑)

2.銀行やカード

2.1 事業用の銀行1
新しく作ろうかな~、どうしようかなと思いながら、個人用で作った口座を使い続けています。入出金を事業に関係するものだけにしているので、特に不便はありません。
事業用口座を作る大きな理由に屋号が入った口座が欲しいというのがあると思うんですが、実は別サービスで入金専用の口座を持っており、この点はクリアしています。
ジャパンネット銀行の営業性個人口座とかが作りやすいんですかね。

今時ネットバンクが使えないなんて銀行はないと思いますが、使っている会計ソフトと連携できるかは結構大事なポイントです。

2.2 事業用の銀行2

さっき出てきた屋号入りの口座です。フリーナンスという個人事業主向けのサービスを使って、屋号入りの入金専用口座を作っています。
このサービスが面白くて、フリーランス向けの様々なサービスを無料で使うことが出来ます。

フリーナンスでできること
・屋号入りの「振込み専用口座開設」
・仕事中の事故や納品事故などを補償してくれる「あんしん補償」
・キャッシュフローがやばくなった時用の「即日払いサービス」※
などなど。
※即日払いサービスは手数料がかかります

口座開設や補償は無料なので、登録しておいて損はないと思います。

2.3 カード
経費は会計ソフトへのレシート入力がめんどくさいので、持っていたカードの1枚を事業専用にして使っています。会計ソフトと連携させれば勘定科目を入れて登録するだけでOK。便利な世の中です。

3.会計ソフト

MFクラウド確定申告を使っています。

僕が比較したプランは下記の2つで、安い方にしました。

・freee 10,780円/年(スタータープラン)
見積・請求・納品書作成機能など使わない機能も全部入り

・MFクラウド 8,800円/年(Amazon限定プラン)
帳簿作成と確定申告機能に特化
※このプラン、廃止になったとニュースがあったのですが、なぜかAmazonには残っています。

MFクラウド使いやすいですよ。
やよいの青色申告 オンラインも8,800円ですが、ボタンの配置とかが分かりにくくて使いにくかったです。

3月に慌てないために、できるだけ省力化しよう!

どのツールを選ぶときにも考えているのが、「どちらがより手間を減らせるか」です。
・見積を出す時の手間
・経費入力の手間
・仕分け作業の手間
などなど
本業以外のしょーもないところでとられる手間をできるだけ無くすツール選びをすると、3月に少し幸せになれるのではないかと思います。
他になにか便利なツールがあれば教えてもらえると嬉しいです。

それではみなさま、よい12月をお過ごしください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?