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「できない」を受け入れると勉強は進みますね:50代主婦受験#Day61

大事なのは、「今のじぶんがもっているもの」をちゃんと握りしめること。

一田 憲子

ヤル気がでない日が2日ほど続きました。脱力です。
実はシステム英単語basicを1冊、とりあえず最後まで覚えたからです。
「あ、できた、すごい」とちょっとホッとしました。

今日は、およそ30年前に浪人したけれど上手くいかなかった原因がちょっとわかったのでお話しします。

いろんなスランプや失敗に悩むみなさん、「ここにもこんなひとがいる」と思っていただけたらうれしいです。

■浪人中に圧倒的に加速したKちゃん



浪人したときの予備校・現国の授業。
先生は、「小論文も書けるくらいの論述力を鍛えるために漢字を片っ端から覚えてこい」と一冊のオススメ本を紹介してくれました。

たしか、駿台の1200個くらいの漢字問題集。
表紙の数字にビビるわたしをよそに、おなじクラスのKちゃんは目をキラキラさせながら猛然とやり始めたんです。

彼女は、たちまち成績が急上昇。
「先生によく覚えたね」と言われたかったからだそう。

彼女は、予備校の先生に恋をしていたんです。

わたしはそんなことで成績が上がるなんてズルい!と思っていました。

漢字、やればいいんです。
Kちゃんを気にするより、じぶんを気にするだけのことなんですけれどね。


■「できない」を歓迎する


浪人中、なかなか認められないことがありました。

できない自分です。

Kちゃんも漢字も、これが原因です。


ずっと「恥をかきたくない」と思っていました。
どんどん「いいよ」とオススメされる参考書がふえ、
東に長文やっているひとがいれば手をだし、
西に過去問やっているひとがいれば買いに行き…。


「知らない・わからない・できない」と言ってしまえばよかったのに。


やる前に必要なのは素直さ
できないなら、もっと易しいところに戻る。
わからないなら、聞きに行く。
知らないなら調べる。

おー、こういうことってあるよねー

って、受け止めると道が開けたんじゃないかと思います。


■素直にやり続けたらイイコトあるなぁ




さて、気がつけば受験勉強をはじめて2か月になります。
中学時代の文法も、ちょこっとすすめました。

いやぁ、単純なことをおぼえていませんね。
あやふやです。

「できないものは、しょうがない。基本の単語に戻ろう」

こう決めて、単語に戻って…というのをくり返しました。

そうしたら、

1550個の1周目が終わりました!
2周目に(1000‐1550をあと3周繰り返す予定)入ったのです!

これほど没頭して単語を一気に覚えたことは、正直なかったです。
なんども言うけれど、素直にやればイイコトあるなぁとちょっと感動しています。


■【まとめ】恥ずかしさをこえて無駄にみえることもやってみる


今日の話しから浪人中の失敗の要因をあげると、大きくはつぎの3つになります。

✔計画性のなさ
✔素直でない
✔言い訳三昧



Kちゃんは素直だったんです。
それに気がつくまで、時間がかかりました笑

と同時に、
こんなに単語をおぼえた今のじぶんを忘れたくなくて、思わず書きました。


じぶんの知識はこんなもの
ムダをやり続けたさきに、とんでもない世界が待ってるよ


いろいろと書いているうちに、また文法もやる気持ちが戻ってきました。
タイムラプスを初めて撮ってみました。勉強が進みました。


最初におはなしした一田さんのことばは、今後も大きなキーワードになりそうです。

次回は、2か月の進捗や心境を話してみようと思います。


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