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【26】売れたのは間違いないだろうけど、う~ん…。 -ドリカム『LOVE UNLIMITED ∞』。

(2021_0428)

きょうはまったりと。ここで挙げられているアルバムの続き。


ドリカムはベスト16。

ドラマとのタイアップで売れたアルバムらしい。

このアルバムは聴いたことがある。というか持ってます。

解説はこう。

日本で本式のソウルを本式の歌唱力で売った、という点でドリカムの出現は革命的であり、男性よりもさらに顔面が重視されがちな女性アーティストとして、とにかく歌のパワーが圧倒的にすごくて連続ドラマでタイアップすれば売れるのだという事実を音楽界に突きつけた吉田美和の功績は絶大である(美人顔ではない、という意味だ。吉田美和はとてもチャーミングだが)。以降どれほどの女性歌手が同様のルートで世に出られたか。歴史的影響力は計り知れない。  これまた1枚選べと言われると非常に困るし個人的な好みだとDELICIOUS、売り上げだとThe Swinging Starなのだが、ドラマタイアップのパワーという点で最も象徴的なこの1枚を選出。

ほぼ同感。ただ、「ドラマタイアップのパワー」は知らなかった。そうだったんだ。

このアルバムはあまり聴かなかったなあ。なんか売れ線を意識しすぎてるような気がして。恋愛至上主義路線でも、ブレーキランプ踏んだり、右手がスーパーでスペシャルになった方がおもしろかった。音楽的にも、他のアルバムの方がもっと実験してたぞ。

ただ、吉田美和のボーカルは圧倒的。初期ビートルズのジョン・レノンのようなイキオイがあるよ。つまり、「どんな曲でも、この人が歌っちゃえばちゃんと聴ける作品になる」という意味で。あと、#1の過剰で不必要ともいえるマサちゃんのスラップ・ソロ(あ、当時は「チョッパー」か)は、小中学生に「ベ―スってカッコいい!」というイメージを植え付けるのには十分だったことでしょう。

ドリカム関係でわたしが定期的に聴くのは『beauty and harmony』。吉田美和が、ニューヨークのスタジオミュージシャンでバックを固めてつくった音楽。

今気づいたけど、「beauty and harmony」って、吉田美和の「美」と「和」ってことか。今頃気づくなんてアホだなあ。

この企画盤、いいですよ。


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