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今の在宅開発環境を晒してみる

今年2月からコロナ禍のため、弊社も他社同様に在宅勤務が推奨されるようになった。当初はこんなに期間が長引くとは思わず、のほほんとしていたのだけれど、4月始めにいよいよ在宅勤務の方がメインになっていくのだろうと感じ、在宅勤務のための環境を作り始めた。ちなみに、家の中に自分の部屋など持っていなかったので、子供部屋の一角を間借りしている。

基本戦略

あまりお金をかけたくないと思い、ちまちまとコスパを気にしつつ安いもので構成してきました。デスク、ディスプレイや椅子などいずれも上を見たらいくらでも切りがなく、それぞれが沼地となっています。なので、程よい感じに買い揃えたい人にとって何か参考になれば幸いです。ほぼ全てAmazonで購入しました(と記憶しています)。

基本的に仕事で使うものは、Macbook Pro 13インチです。ですので、これを使って、作業しやすい環境を作っていきました。

デスク

最初はちゃぶ台から始まりました。

もともと座椅子を持ていたので、この程度で良いだろう、という安易な発想で買いました。ですが、長時間の座椅子は腰や肩に良くないものでした。

まともなデスクです。そこまで重いものを載せるわけではないのですが、いずれ外付けディスプレイを購入することを考慮して、耐荷重がしっかりしたものを選んだつもりです。ちゃぶ台のときと比べると、月とスッポンです。スペースも広くなったので、本や資料などを傍らに置くこともできます。広さは正義だと感じました。

しかし、一度その正義を体感してしまうと欲が出るというもの。もう少し広くなると、必要な文具やUSBケーブルなど細かな道具もデスク上に起きたくなります。ということで、もう少し大きなサイズのデスクを購入しました。

Youtubeでデスク周りを紹介している動画をいくつか見ながら色々検討しました。IKEAのデスクがとても人気そうだったので、候補にあがりました。

ですが、なるべく今使っているものに近いものにしてしまいました。IKEAの方はお値段はあまり変わらない、ものによってはちょっとお安いですね。

椅子

上に書いたように座椅子から始まりました。デスクを購入した時に、どこにでもありそうなオフィスチェアを買いました。

全然問題は無かったのですが、広い背もたれにゆったりともたれて休みたいことがあったので、大きめのサイズで肘置きがある椅子を探しました。

ちょうど探していたときにセールだったのもあり、レビューもそこそこ良かったので買ってみました。座面も大きくなったので、片方の肘置きにもたれかかってもゆったり座れるので、疲れてきたら姿勢を切り替えられるようになりました。腰痛持ちの自分にとってはありがたいものです。

ディスプレイ

オフィスで仕事をしている時は、50インチくらいの大きめのディスプレイを使っていました。それがMacbookの13インチの画面に変わるとやはり狭く感じます。デスクが大きくなっても実際の仕事はこの画面で行っているので、ここも広くすることで仕事が捗るはずです。とはいえ、50インチなんて置くスペースがありません。デスクのサイズからして、24インチ程度が打倒であろうと考え、探してみました。

4Kになるとお値段が跳ね上がるので、妥協してWQHDを選択。知らないメーカーでレビューなど見ると、あまり画面の質感は良くないといったものもちらほら見たのですが、使ってみるとそこまで悪いようには感じません。たまたま良いやつを引いたのかもしれません。やはり画面サイズが大きくなると作業がはかどります。一度に見れる情報の量が格段に増え、画面切り替えのストレスが減ったことで作業に集中しやすくなりました。

クラムシェルモード(Macbookの天板閉じた状態)で作業しようと思ったのですが、小さくてもサブの画面としてMacbookの画面があるととても便利です。仕事ではZoomを繋ぎっぱなしでメンバーと会話しながらコードを書いています。実際の作業する画面を外付けディスプレイに置き、ZoomをMacbookの画面に出しておくという使い方をしています。

顔を下に向けるのがあまり好きじゃなかったので、モニターアームも導入しました。

画面の中心が目線の高さくらいにでき、ディスプレイスタンドが置かれるはずだったスペースが空くので、一石二鳥です。ディスプレイの下のスペースを有効活用できます。今では主によく読む本とかノートを置いています。

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マイク、ヘッドホン

在宅勤務が始まる直前になって、チームでポッドキャストをやろうという話になり、ポップガードと一緒にその時に買いました。これはマイクや音響に詳しい人からエントリーモデルとして教えてもらったものです。

はじめは付属の三脚を使っていたのですが、キーボードが近いとタイプ音を拾ってしまう問題がありました。なので顔の高さに合わせるためにマイクスタンドを購入。

デスクスペースが確保されるのもいいですね。

カナル型のイヤホンを使っていたのだけれど、長時間付けていると耳が痛くなった。なので、ヘッドホンに切り替えた。MpowはBluetoothと有線のどちらでも繋ぐことができるので便利。バッテリーも15時間再生可能なようなので、必要であればBluetoothに切り替えるようにしている。

Webカメラ

最初は、Macbookの付属のカメラでZoomなどウェブ会議をしていました。ですが、ディスプレイを導入してからMacbookが斜め前になるのでメインの画面を見ていると、自分は横顔を見られているような状態になってしまいます。なので、メインのディスプレイの上に付けられるようなWebカメラを買いました。

あまり意識してなかったのですが、Macbookのカメラより解像度が良いものでした。ウェブ会議の時は、Zoomをメインディスプレイに写すので、お互いに正面を向いて話ができるので、(なんとなく)気持ちが落ち着きます。

キーボード、マウス

コロナ禍以前からHappy Hacking Keyboardをずっと使い続けている。いくつかキーボードを試して選んだ、というわけではなく、プログラマーとしては誰もが知っているキーボードで憧れていた。今使っているのは、かつてお世話になった先輩から頂いたもの。2年前にキーの一部が摩擦でテカってしまっていたのでキートップだけ別途購入して交換した。といったように、キートップを外しやすいので、掃除がやりやすい。以前使っていた安物のキーボードだとこういったことができず、キー間にホコリなどのゴミが溜っていくのが見えて憂鬱だった。ちなみにHHKB Liteはキートップが外せないので気をつけて欲しい。

マウスは使わずトラックパッドにしている。マウスだと動かしているとキーボードから手が離れてしまい、キー入力に戻るのがめんどくさくなる。トラックボールならキーボードの近くに固定できるので、キーボードとの行き来が楽になる。ワイヤレスにするとやはりケーブル類がごちゃごちゃするのが起きないのでデスクがスッキリする。USB充電などではなく単三電池2本で使う。購入して3年くらい経つが、交換したのはまだ1度だけなので、かなり持つ。Mac用のドライバと設定ツールがあり、マウスカーソルの速度やボタンの同時押しのマクロを設定できるので、ウインドウの操作やMission Controllを実行するように設定している。本当はHHKBもワイヤレスにしたいのだけど、Hybridタイプがまだまだお高い。

電源などケーブル類

ディスプレイ、Macbook、あとはスマホを充電するなどのために電源や繋ぐためのUSBハブを使ってみると、デスクの上でケーブルがゴチャゴチャしてくる。床にそれらを置くのも、足がぶつかりそうだし、ホコリが溜まりそうなので好ましくない。ということで、ケーブルトレーを使っている。

ここに6個口の電源タップを置いて、デスク上に置くものの電源供給はそれに繋いでいる。

USBの口数を増やすために、USBハブを使っている。

これをケーブルトレーに置くため、USB-Cケーブルを延長させている。

これでデスクの上の治安が守られている。

その他

デスクのスペースを広く使うため、キーボードを手前に持ってきている。これだど肘を浮かせる必要があるので、この肘置きを2つ使っている。

おわりに

なんだかんだで色々と買ってしまったのだが、仕事で長時間使う環境なので必要な投資だったと思っている。しかし、まだ欲しいものはいくつかある。例えば、RemoやSwitchBotなどスマートホーム化したいとか企んでいる。


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