Nintendo Swich後継機でMiiverseが復活する可能性を考察する。その2 任天堂が投資する3000億円の行き先は

この記事の続きです。

次世代Nintendo Swtichの新機能は一体どのような物になるのか議論が巻き起こっていますが、その中でヒントとなりそうなものがありました。

2021年のIRイベントで発言していたのですが、任天堂はNintendo Accountなどのインフラ整備及び顧客の関係構築に3000億円投資するのだそうです。事実上ウェブサービスに3000億円投資すると考えていい。

3000億円。

いくら任天堂が黒字決算の大企業であることを差し引いても常識的に考えてとてつもない額です。そして、Nintendo Switch Onlineや公式サイトの維持だけならばこれほどの額は必要ないでしょう。

とすると、「投資先はMiiverseのようなSNSになるのか?」と考えることができるわけです。

ただ、普通に考えた場合、過去の決算から鑑みてもMiiverseの運営にいきなり3000億円もかかるというのはあまりにも考え難いです。2021年のツイッターですら売上高が6000億円で赤字決算であることを考えると、SNSの新規立ち上げにいきなり3000億円全部使うとは考えられません。

とすれば、もっとお金がかかるウェブサービス、つまりメタバースということなるのですが・・・。

常識的に考えてメタバースを作る必要があるのか?

メタバースというのは定義が非常に曖昧ですが、どうぶつの森は「これが完全オンライン化すればメタバースだ」みたいな話は割とよくありました。
つまり、どうぶつの森を完全オンライン化できれば事実上メタバースになるのですが・・・。
正直言ってMiiverse復活とは比べ物にならないぐらいにリスクがでかすぎますし、上手く行く未来が見えません。
もし本当にどうぶつの森を完全オンライン化した場合、もうそれこそユーザーから「任天堂はふざけているのか」だの「どうぶつの森から我々のお金を搾取するに違いない」だの「まともな奴を作れ」だの徹底的に叩かれ、ユーザーイメージがただ下がりになるのは簡単に想像つきます。

なので、多分メタバースはないと思います。

ただ、3000億円の投資が必要になるようなメタバース以上にお金がかかるウェブサービスは全く思いつかないわけで・・・一体どうなるか

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