約3兆円の借金と毎年500~1000億円以上の赤字を抱えるツイッター社はどれぐらい危険な状態か検証する

「ツイッター社は今すぐ倒産する!」みたいなタイトルよりましなものの、やたら仰々しいタイトルですが、書きます。ツイッター社は2兆円から3兆円以上の負債を抱え、毎年500億円から1000億円の赤字を計上している危険な状態であり、自己資本を見る限り明日突然閉鎖、とまでいかないものの、いつサービスが停止してもおかしくありません。

まず、3兆円の負債について説明します。
まず、2022年の時点でツイッター社は67億ドル、1ドル155円として約1兆円の借金を抱えていました。

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/55f30fecda0f2b43e413a5e851cb2757b885ceae

更にイーロン・マスク氏はツイッター社買収のために130億ドル、1ドル155円として約2兆円の借金をしました。

つまり、単純に考えた場合、ツイッター社は日本円にして約3兆円の借金を抱えています。とはいえ、73億ドルの自己資本があるので、この借金により突然会社が潰れるということはなさそうです。(自己資本比率は約37%)

しかし、端から見ていてもツイッター社の黒字の目途がまるで立たない状況です。
最後に公表された決算の赤字額が4.7億ドルですので、ここからインプレッションの支払いや広告収入の半減の報道、イーロン・マスク氏の「30億ドルの赤字になるところだった」などの発言を考えますと低く見積もっても1年につき500億円から1000億円の赤字となっていると予想されます。

にも拘らずツイッターの日本法人の代表取締役である松山歩代表は「日本でのサービス拡大のため、今後かなりの人数を採用していく」など危機感のない発言をしています。

もしかしたら日本法人には一切本国の決算が知らされていないどころか本国の社長すら会社が黒字か赤字かどうかすらも把握していない可能性があります。

結論としてはツイッター社は73億ドルの自己資本があり、いくらテスラやSpaceXの資金を流入させることが可能といえど、おそらく世間一般の認識よりも非常に危険な状態で今すぐ広報をタイッツーやMisskeyといった他所に移す必要性があると思われます。

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