インディーSNS(中小企業や個人が運営するSNS)は逆風が吹き荒れるゲーム業界を救うか?
仰々しいタイトルですが、今回はこのタイトルにします。
まず、任天堂の下請けもしていた海外の会社が倒産しました。
そして、その次の日にこのニュースです。
これだけでなく、あちこちのゲーム会社が事実上倒産したり、リストラをしたりとゲーム業界全体で逆風が吹き荒れています。
似たような状況にPS2末期の逆風もありましたが、今回は更に酷いと思います。
というのもPS2の時はどの会社もグラフィックとムービーに固執し、その状態から任天堂がWiiとDSという一風変わったゲーム機を出すことで風穴を開け、ゲーム業界を再び盛り上げるというものでした。
ところが、今回の衰退期の場合、対処法が全く見えてこない状態です。ゲームを売るために使われていた手法が全部と言って良いぐらい通用しなくなっているのです。
1.グラフィックを綺麗にしてオープンワールドにする路線はダメ
2.かといってインディーゲームに代表されるようにオープンワールドにせずグラフィックのリソースを削って中身で勝負するのもダメ
3.ソーシャルゲームもダメ
4.WiiやDSみたいな変わったゲーム機を出せば状況を打破できるわけでもなさそう
その中で数少ない打てそうな手が一つ、インディーSNS(個人や中小企業が運営するSNS)を広告の場として使うということです。
つまり、インディーSNSの中で「これが流行っているよ」という口コミを広告として利用するのです。
これを使えばインディーゲームを中心に、少ない広告費で効果を上げることができるかもしれません。
任天堂は次世代機を発表することを決めましたが、ある種WiiとDSの時より遥かに悪化している今回の状況にどのように対応していくのか・・・?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?