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【写真家23】フォトコン2022年4月号「失敗する人に共通する明確な理由」

そうするから・・そうなる!?

今回はフォトコンさんの特集「失敗する人に共通する明確な理由」ということで、いわゆる「あるある編」だが、その名も「そうするから・・そうなる!」を寄稿させていただいた。

事の発端はアシスタントのるりこ。この人を見ていると、「ああ、またやるな・・」という失敗をだいたいやってくれて、逆側の見本というか、とても勉強になる所があるのだ。

当初は編集長から「8つぐらい出ますか?」と言う事であったが、気がつけば30項目出て、誌面には収まりきらずにWEBでも紹介されているので、そちらもぜひ見ていただきたいが、ご参考になればという思いである。

写真編 そうするから01.00_02_38_17.静止画001

<誌面では23項目 WEBでは7つの合計30項目がアップされている!るりこの失敗写真も満載だ!!(笑)>

「目標」と「テーマ」を分散!?

動画の中で、年度賞レースで頑張り通せない人に対して「目標やテーマを分散させる」という話があるが、こちらで補足しておく。

目標は入賞したとか、年度賞を取ったとか具体的な何かだが、テーマはまず「何を撮っていきたいのか」あたりの「レンズを通して向き合いたいテーマ※1」と、目標を通してがんばって「どうなりたいのか?、どうなったのか?※2」のあたりの二つと言う事で捉えてもらえばよいと思う。

※1 子供の写真でも、自分の家族の子供なのか、よその子供なのか、あるいはスポーツなど何か特定のジャンルで頑張ってる子供だとか、どこかの地域の子供とかに分けることができる。(シリーズ化、写真集、個展に活かせる。マンネリ化せずに撮影に向きあえるなどのメリットもある。)

※2 入賞してもしなくても、例えば「写真の地力をつける」をテーマにしていれば、予選通過ラインをクリアで一応の納得ができるのでモチベーションは維持できる。そういうものを2つ3つ用意して、また期間も短期(3か月~半年)、中期(一年ぐらい)、長期(2~3年)と3つぐらい持って臨むのが理想的である。

いずれにせよ途中でバテない人というのは、それぐらいの意欲で突き進んでいるのだ。

周囲の反応は?

ところで今回の特集が全国紙の誌面で8ページにもわたり、「これが失敗だ!これがるりこだ!」と言う事で、彼女のご家族達も、にわかに盛り上がりを見せているらしい。

彼女の事をよく知ってる家族だからこそ、深い視点で見られることもあるし、家族と言う事で似ているところもあり、耳が痛いところもあるらしいが、みな口をそろえて「後でじっくり読ませてもらう」とのこと。また後日談があればご紹介したい。(笑)

動画の中でも話しているが、自分の何かが世の中のためになるのであれば・・・そういう思いは大切だね。


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