夢百夜話-ユメヒャクヨバナシ 第6夜

再び夢の中にいる。いや、こちらが現実なのか?もう何がなにやら訳がわからない。

ここではユウタ以外の生きたものにまだ出会ってなかった。ユウタは海の方から歩いてきていた。「あそこに行かないの?」と聞いていた。さしていた方向には大きなビルがあるだけで何も………。いや、あった。病院があるはず。

夢と現実、どちらにも同じ場所に同じ建物が建っていた。ただ現実の方では人がいてこちらにはいない。それだけの違い。だったらビルの向こうに病院はある。この辺りでは最大で最新設備を持った病院が。行って見る価値ほある。

病院には誰かいるのだろうか?

不安だが確認だけはしなくては。

そこで目が覚めた。


作品は観る者がいないと成立いたしません。観る者が1人でも成立いたしますが多ければそれだけ物書きという者ははりきるのです。観る者が育てるという役を選んでくれたなら物書きは安心して書くができるでしょう。