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それでも人は生きていかなくてはならないから
今日も良い1日だね。
こんにちは。
さとるだよ。
今日は少し真面目な話を。
noteでも何回か書いているけど私はwebコンテンツ作成や自営業の集客サポートの生業以外に、保護司というボランティアの仕事をしている。
保護司とは
保護司は、保護司法に基づき、法務大臣から委嘱を受けた非常勤の国家公務員(実質的に民間のボランティア)です。
保護観察所の保護観察官と協力して、犯罪や非行をした人が刑事施設や少年院から社会復帰を果たしたとき、スムーズに社会生活を営めるよう、釈放後の住居や就業先などの帰住環境の調整や社会に戻ってからの相談を行います。
社会に戻ってこれるように下準備を手伝ったり、定期的に会ってコミュニケーションをとり更生のお手伝いをするのが仕事という訳。
今まで、少年犯罪の相手をする事がほとんどだったけれど、今回は成人、それも私と対して歳の違わない人が対象者になった。
まだ服役中なので、それが終わった後にスムーズに社会に戻れるように準備するのが今回の私の役割。このような仕事を「生活環境調整」と言います。
ひとまずは住居、仕事などの衣食住ををきちんと確保するのが本当に大切。当該施設にいる時は規則正しい生活や安定した生活をしていても社会に戻ったと同時に過去の悪い方向に戻る人はけっして少なくない。
今回、本人が実家への引受を希望しているので御両親と面談してきた。会うと両親もすでに高齢で、居住地も夫婦2人で住んでいる家だったので、ここに戻るのはなかなか印象を受けた。
小さい頃の話を聞いたり、最近の様子を聞くと親にとって子どもはいつまでも子である事を実感するよ。でも、現実は温度差がある。受け入れたくても受け入れられない要素もたくさんある。
その溝を寄り添いながら一緒に考えていかなくてはならない。
今回、思ったのは「それでも人は生きていかなくてはならない」という事。時にはすべて投げ出す方が楽な事もあるだろう。でもそんな事は現実的ではない。
ベストはないけどベターをどこまでも一緒に探す。出所まであと2年あるが、双方に良い道を探りたい。
それでも人は生きていかなくてはならない。
最後まで読んでくれてありがとう。
また明日♪
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