時間があれば転職活動に集中出来るのは本当なのか?

こんにちは、ピルグリムです

今回は、離職後の転職活動で誤解しがちなことについて綴っていければと思います

次を決めてから退職した方が良いのか、退職後に落ち着いて転職活動した方が良いのかというのは、転職活動では、よく話に挙がります。

今回の転職活動を踏まえ、本業での業務時間をコントロール出来ず、転職活動を在職中にすすめることが出来ないなど例外を除き、在職中に転職活動をした方が良いかと個人的に強く思います。

次を決めず、退職後の転職活動というのは、一見すると時間的有利がありそうに見えそうですが、実は色々とそうでも無いことも沢山あるものです。

そこで実際に想定されそうなツッコミに反論する形式でお答え出来ればと思います。

①離職した後なら、今まで仕事で費やしてた時間を転職活動に充てられるから時間使って転職活動が出来るのでは?

A.確かに時間は確保出来ます。ただしたっぷり時間がある≠その時間すべてを集中出来るとは、案外限らないものです。

今、仕事されてる方は、何故業務時間内あるいは自分が決めた時間を仕事に集中出来るのでしょうか?

それは、業務時間中に給料が発生し、またお客様から対価をもらい納期までに成果を提供することが求められてるからです。

それが出来なければ、社会人としていろんな人の信頼も失いますし、さらにパフォーマンスがひどいとその組織で働き続けることが出来なくなる可能性も高まります。大前提そのリスクを認識してるからこそ、仕事をされてる方のほとんどは、業務時間中、真面目に仕事に取り組みます。

一方、転職活動はどうでしょうか?

実際、サボったとしても一日予定通り進まなかったとしても、誰かから怒られたり、信頼を失うことは無いかと思います。

自分自身、退職後に本腰入れて転職活動する!と考えつつも、今まで本業に使っていた時間すべてをそのまま転職活動にすべて充てられたかというとそれは出来ませんでした。

・ビジネスのように常に他人との約束が連続してない状況
・それに伴う集中力の維持

自分にはこの状況で上手くやりきることが出来ませんでした。この事実は自分自身に100%落ち度があり、中には最強のモチベーションマインドや徹底した仕組み化で、さも本業と同等以上に転職活動にフォーカスするヒトもいるかと思います。

ただいきなりその状況に持っていけるヒトは、前々から自己管理能力や自己理解力を高め続けてきたヒトが高い確率で実現出来る傾向があり、その状況に立たされると意外と上手く時間を活用出来ずギャップに苦しむケースがほとんどかと思います。

確かに離職後の転職活動では、時間は確保出来ます。それと同時に

・転職活動の成功確率を高めるための段取りが何なのかという苦悩
・収入が途絶える中、常にいつまでに転職活動を完了させないといけないか、そのために何をしないといけないか?というプレッシャー
・本業が無くなった後、仕事をしない虚無感

このような見えないものを抱えながら戦う必要もあり、実際時間は確保出来ても、プレッシャーや苦悩に時間を奪われてしまうリスクは考えておいた方が良いかと思います。


②在職中だと転職で実現したいことをじっくり考えることが難しい。離職後の方がしっかり実現したいことを考えて転職活動することが出来るはず!

A.時間をかけて解決するなら良いですが、時間があることを免罪符に行動しなくなってしまうリスクもあります。

大前提として、在職中だろうと離職中だろうと、転職活動で何を実現したいのか考えるのは絶対避けて通れません。

確かに時間をかけて転職で実現したいことをより具体的に考えられる可能性はあると思います。

しかし実際に行動が伴わない限り、状況が改善することはありません。

離職後の転職活動での期限は誰かから指定されるものでもありません。おかしな話に聞こえるかもしれませんが、そのような状況だと

「今日は上手くまとまらないから明日やろう」

って思考になってしまうリスクも往々にしてあります。

転職活動では、常に行動してその結果どうだったのか?ということと向き合い改善していく必要があります。

自分も

「もっと考えた方が良いのでは?」
「まだ転職軸の深堀りが足りないのでは?」

と陥った時期もありました。そうなると転職活動での行動がなかなか進まないというスパイラルに陥ります。

離職後の転職活動にて時間があるからこそ、考えすぎて空回りするリスクがあることも考えておく必要があると思います。

時間があるからじっくり考えるでなく、行動するウェイトを常に最優先に起き、考える時間に制限を設けて行動するのが特に離職後の転職活動では大事かなって思います

終わりに

まとめると

・本業で費やした時間を転職活動にすべて費やせるかは、ビジネスマンとしての自己管理能力や自己理解力に依存する傾向があり、ほとんどはギャップに苦しむリスクがあること

・じっくり考えられる環境でも、時間があることを免罪符にもっと考えた方が良いでは?と思い、行動しなくなってしまうリスクがある

離職後の転職活動でこのようなリスクが伴うかと自分自身の体験談として感じました。今回は、主に実際こういう可能性が高いかもよという話をメインにしましたが、離職後の転職活動での生活の向き合い方など今後情報発信していければと思います。


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