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自分の目で見る

「客観視できることはよいこと」
自分を俯瞰で見て、主観だけでなく、周辺の状況を含めて自分を見つめ直すことは時に有効だと思う。

先日聴いていたポッドキャストで、「主観より客観の方が大事みたいに言われるけど本当?」というような話がされていておもしろかった。話の内容は正確に覚えてるわけではないので、ここでは自分が感じたことだけ並べる。

主観は自分の視界だけであり、客観は自分を他人の目から見る。だから状況をよく把握できるのは客観だというイメージがあるのかもしれない。ある意味、周囲との比較であったり、全体最適を目指す動きにも見える。そこに自分が本当にやりたいことが存在するのか?そこがポイントになると思う。

やろうとしていることが、例えばビジネス的に儲かる話ではなかった場合、客観視だけだと「やっても無駄だ」とか、「失敗するからやめておこう」という判断になりかねない。もちろんそういう側面も大事だけど、それだけではないはずだ。

世の中、お金にはならないけど、社会的価値がある事業はたくさんある。すべてがビジネス的に成功するか否かが判断基準になるなら、多くのクリエイティブは生まれない。好きなことを仕事にする、ということは簡単ではない。でも好きなことを夢中になってやっていったら知らないうちにファンができて作品が売れ始めた、というアーティストも多い。SNSなどで誰もが簡単に発信できるようになったからこそだと思う。

だからもっと自分の目を信じてもいいのかなと思う。簡単ではないし、うまくいかないことも多いだろう。だけど、客観的に見ているだけでは踏み出せない一歩が、主観で見ることで「やってみよう!」となるような気がする。

何も考えずに、無計画に、わがままに、自分のやりたいようにやるぜ!っていうのはよくない。ただ、信念を持って、夢中になれるほど好きなことをやる分には、他人のアドバイスは受けても、最後は自分で決めてやってみることが、その後の人生に大きな一歩になるんじゃないのかなと感じた。

客観も大事。でももっと自分の目を信じてもいい。










今日聴いたTHE HOME TAKE_8