見出し画像

楽しみ度合い

男性とか女性とかで分けるのは今どきではないと思いつつ、”男女のカップル”という縛りの中での話をしたい。

最近、ポートレートに力を入れているため、カップルやご夫婦の写真を撮ることが多い。初めてお会いする方がほとんどなので、人見知りの自分には若干、口ごもったり、間が開いてしまったりすることもあって苦手意識もあった。それでも楽しんでもらいたいし、今後残る写真を全部お気に入りの写真にしてもらいたい。もちろん自分が楽しむことも大切。最初はなかなかできないこともあったけど、最近は少しずつ自分の楽しんでいる姿を見てもらって、一緒に気持ちを上げてもらおうということができるようになってきたと思う。

そういった撮影中にお話をしていると、申し込まれたのは今のところすべて女性から。最近お話した方は、「彼には撮影日が決まってから伝えた(笑)」と言われていた。

こんな感じで、記念となる写真を残したいと思われるのは、女性が多いんだろうな、ということが言えると思う。もちろん二人の関係性にもよるだろうけど、女性の「撮りたい」という希望を男性が受容する、という形なのだろうか。撮影でなければ、「なんで勝手に決めるの?」なんていう喧嘩にも繋がりかねないと思うのだが、当日はとても仲の良い雰囲気を出してくれる。

女性の方が「撮りたい、撮ってもらいたい」という気持ちが大きいのは、何が影響しているのだろうか?

結婚であったり、誕生日だったり、何かの記念日であったり、これらは男女によって変化があるわけではない。結婚はもちろん二人の話だし、誕生日もそれぞれある。

「女性は感情、男性は事実」と言われるけど、そういうことも影響しているのだろうか。楽しみにする感覚は、やはり女性の方が強いのかもしれない。

だからどうだっていう結論を出したいわけではない。お二人が仲良く、楽しい時間を過ごしてくれるのが一番。そのために「楽しみにしている」という感情はとても大切だと思う。

撮影日が決まってから伝えられる男性もいるかもしれないけど、ぜひお二人で「楽しみな感情」を盛り上げて、当日を迎えてもらえるとうれしい。









今日聴いたTHE HOME TAKE_7