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普段とは違う一面もただの一面

いつもはキリッとしていて、なんでも出来る頼れる人、というイメージを持っている人でも、たまにはズッコケルこともあるし、お茶目な面もあったりする。

よく聞いているポッドキャストがある。落ち着いた大人な女性、というイメージを勝手に持っている。話し方は穏やかで、誰か・何かを否定するような発言はほとんどなく、自分の好きを発信している、聴いていて心地よい番組。

その番組にゲストさんが登場することがたまにあるのだが、その時は一人しゃべりの番組とは違った色になる。ゲストさんといっても、全然知らない人ではなく、友人や共通項がある仲間たち。それだからだろうか。やはり話のトーンや弾み方が違う。一人もいいが、楽しいを共有できる友人たちとの会話は楽しいに決まっている。

それを同じ番組で出せるのがその方のすごいところだ。もちろんほかにもたくさんそういう人たちはいるだろうけど、カラーが違うと番組自体を変えてしまう人も多いのではないか。

いわゆる”分人”という概念に当てはまる。一人のときと、友人と一緒にいるときとはどれも自分だけど、どれも違う。

だから、上のパーソナリティの方が一人しゃべりしている番組と、ゲストさんを呼んで話しているときのギャップが、よりその人に惹かれる要素として存在している。

本当の自分なんていう固定された人格はない。家で一人でいるときの自分も、学校での自分も、会社での自分も、部活やサークルにいるときの自分も、全部自分。”自分”が”あなた”に変わっても同じこと。ただの一面にしかすぎないけど、どれも本当の自分(あなた)であり、愛すべき存在。

ただの一面で人を判断しない。いろんな面を持っている。だからいつも知ることから始める。







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