【思い出】懐かしの高円寺時代
会社の寮が高円寺にあった
芸能人はセキュリティの問題から住んでいる地域を明らかにしないのが一般的です(オードリー春日の『むつみ荘』は超例外ですね 笑)。当然ですが、一般人でもSNSに住所が特定できるようなことは書かないほうがいいですね。
でも、「昔住んでいた場所」であれば芸能人であっても話すことがあります。オードリー若林も昔「笹塚」に住んでいて、笹塚のガールズバーに行っていたことをたまに話します。そんなわけで、今日は私が昔住んだことのある『高円寺』について話します。
大学の卒業式を終え、就職へのカウントダウンをしていた3月中旬、来月から働く会社から1通の手紙が届きました。
配属先と独身寮の通知でした。そこには、
『高円寺寮』
と書いてありました。単発のアルバイトで何回か高円寺駅で降りたことがありましたが、駅周辺しか知りませんでした。
高円寺か・・・、新宿から結構近いから便利なところかも、といったイメージでした。最寄り駅はJR高円寺駅なのですが、実際の住所は中野区でした。
1階には食堂がありますが、自分の部屋にキッチンはありません。
食堂で食べるか、外で買った食料品を持ち込むかの2択です。
家具を持ち込まなくてもすぐに生活できるところは寮のメリットですね。
家賃も信じられないくらい安かった。ありがたい話です。
中野駅や阿佐ヶ谷駅も歩いて行ける距離です。特に中野駅は近い。高円寺の阿波踊りの時はものすごい人ごみで、駅から寮までたどり着くのが大変です。
個性的な先輩がたくさんいて、いろいろな話をさせてもらいました。
管理人さんも含めてみんなで中野まで歩いて焼肉に行ったこともありました。いい思い出です。
芸人が住む街、魅力的なお店たち
高円寺と言えば、昔から『夢追い人が住む街』、『ダメな自分を受け入れてくれる街』、というイメージが持たれています。
家賃も安めで、若い人がたくさん住んでいるのは事実だと思います。
マジカルラブリーの村上さんもつい最近まで18年以上高円寺に住んでいたそうです。
村上さんいわく、高円寺の良いところは
自動車よりも、歩行者の方が立場が強いこと、だそうです。
特に高円寺駅南側の住宅街のことを言っていると思うのですが、
確かに歩行者が安心して歩ける感じがあります。
高円寺は美味しいものが手ごろなお値段で食べられるところも魅力です。
今でも思い出に残っているお店がいくつかあります。
New Koenji India
ここのマトンカレーやチキンカレーはかなりおいしかったです。
今でもお店が続いているみたいで、良かったです。
ニューバーグ
ここもいいですね。安くて美味しいハンバーグ屋さんです。懐かしい!
野方ホープ
ラーメン激戦区と言われている『環七沿い』にあったラーメン屋さんです。
ラーメン道を志しているお客さんと店員さんの会話が今でも忘れられません。
ドトール高円寺店(閉店)
駅北口にありましたが、ずいぶん前に閉店しています。
店員さんに綺麗な人が多かったです。閉店が残念。
懐かしい!
猫がいる書店(閉店)
高円寺駅北口にかつてあった書店。お客さんが立ち読みしている隣で、お店の主人の飼い猫が寝そべっていました。平和でした 笑
街の本屋さん、どんどん減っていますね。
東京カルチャーセンター(番外編)
高円寺に住んでいるときにお世話になったわけではないのですが、
中学生のときに野望を持って取り組んでいた、あの
『記憶術』
の通信講座をやっているのが、この東京カルチャーセンターです。
高円寺駅の北口にあります。
記憶術、なかなかなくなりませんね(笑)
中学生の時に中野サンプラザで先代の渡辺先生のセミナーがあったので参加したことがあります。
引っ越した。それから1度も行っていない
立地もいいし、家賃も安い寮でしたが、年齢が進むにつれてプライバシーが守られない感じに嫌気がさしてきて寮を出てしまいました。
感じの良い管理人さんが変わってしまったのも大きい。
その管理人さんは『志村けんさん風』の方なんだけど、管理人さんの奥さんとお嬢さんがめちゃめちゃ美人だったのも懐かしい(笑)
引っ越した後、高円寺駅で降りることすらなく、かなりの年月が経ちました。あんなに愛着のあった街なのに、なぜ一度も再訪しないのだろうかと自分でも不思議になります。
そんなことを考えていた時、『あちこちオードリー』をみて、なんとなく自分が高円寺に戻らない理由が分かった気がしました。
星野源がゲストの回で、高円寺駅から阿佐ヶ谷駅にかけての高架下のあたりは、下積み時代のオードリーがネタ合わせをしていた場所であり、売れる前の星野源が売れずに悔しい思いをかみしめながら自転車で疾走していた場所だということを知りました。
高円寺とは、若い時代に住み、やがて忘れていくくらいがちょうどいい場所なのかもしれませんね。
以上です。
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