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消費税の秘密を教えます

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2023年10月から導入されるインボイス制度など、消費税について楽しみながら理解を深める記事を書いていきます。
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2022年12月の記事一覧

消費税を負担しているのは消費者ではなくお店だったという話

お店は常に粗利益を最大化したいと考えている前回の記事では、ビジネスとは『粗利益を最大化するゲーム』だということをお話しました。 少しおさらいすると、

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消費税にはオモテの顔とウラの顔がある

前回「消費税に翻弄された平成という時代」という記事を書きました。平成元年に導入された消費税は日本人の生活にすっかり定着し、消費税がなかった頃のことを思い出すことすら難しくなりました。 消費税が何の変哲もない普通の性質をもった税金であれば問題ないのですが、実際は消費者、事業者ともに大きな負担を強いられ、知らず知らずのうちに日本人の未来を悪い方向に大きく変えてしまいました。 せっかく令和になったのですから、平成の日本を衰退させた消費税にはそろそろ退場してもらうのがいいでしょう

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消費税に翻弄された平成という時代

DAIGOの祖父が導入した消費税消費税が導入されたのは今から30年以上前の平成元年(1989年)4月のことです。 消費税を導入した当時は竹下登内閣。竹下元総理のお孫さんと言えば、皆さんご存知、メンタリストの人ではなく、『ウィッシュ』のDAIGOさんです。北川景子さんの旦那さんですね。 導入する当時の世論は、反対一色でした。あんなに反対の世論が強かったのに、竹下総理もよく導入までこぎつけたものだと思います。当時のテレビでは、こんな議論がされていました。 子どもまで実質的に

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