決める質を高める
こんにちは。星田暁です。
私たちは1日に35000回もの決断ししています。
朝起きて何を食べて、どんな服を着て、何時に家を出るか。
そして仕事ではもっと重大で多くのことを決めています。
決めるというのは、時には重圧になることもあります。
今回は私たちの生活の中で避けては通れない【決める】ということにフォーカスをあてていきます。
人財教育コンサルタント・概念工作家でもある村山昇さんの記事がとても勉強になったので紹介します。
人が何かを「決める」とき、そこには3つのステップがあるように思われます。まずは「分析」。情報を集め、状況を明らかにします。次に「想像」。取り得る選択肢を考え、それぞれについて利点や欠点、それが及ぼす結果を思い描きます。そして最後に「覚悟」。
分析→想像→覚悟
これが決断につながります。
どれだけ多くの情報を集め、そこから起こりうるメリットデメリットを想像し、その上でそれを前進させる覚悟を持つということですね。
この3ステップにおいて、2番めのいわばシミュレーション的想像力が重要な鍵です。1番めの情報をうまく生かすのも、3番目の覚悟の深さ・強さを生み出すのも、想像力です。「これを選んだらどういう影響が出るだろう。このやり方だと受けた人の気持ちはどうだろう」など、どれだけ冷静で、しかし血の通った、そして哲学のある想像ができるか。その質が、決断の質を決めるでしょう。
リーダーはどれだけ相手の気持ちに立って考えられるかが重要だと思います。
その時にどれだけ想像力を働かせ多くの想定ができるかが決断の質に直結します。想像するのにもやはりどれだけの経験をしているかがとても肝になります。
私は昔、失敗をし過ぎて落ち込む経験を多くしていました。
しかし、今は失敗することは自分自身の創造の幅を広げて決断の質を高めることにつながると実感しています。
失敗したことにクヨクヨせず、失敗をして決断の質を高めていくことが、リーダーになる上で重要です。
全ての経験は前提や捉え方次第です。
今日も健康的な1日を。
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