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大切な本が、もっと大切な本になった

私には大切な本がある。

書く仕事がしたい/佐藤友美さん


ライターになると決意した本。
買ってから1年が経つこの本は、あらゆる場所に持ち運び、何度も読み返したがゆえに少々汚れている。きっとこの先もどんどん汚れていくだろう。

この本と出会わなければ今の私はいない。今もこの先も、大切な大切な1冊だ。

2023年7月15日。
『書く仕事がしたい』の著者である佐藤友美さん(以下さとゆみさん)が登壇される編集・ライター養成講座を受講すべく、東京に乗り込んだ。

人気者のさとゆみさん。お忙しいためご挨拶(名刺交換や雑談)は基本NGとアナウンスされていた。

それでも、チャンスがあればお話したい。感謝を伝えたい。あわよくば『書く仕事がしたい』にサインをしてほしい!

その想いで本と油性ペンを持って乗り込んだ。


講義開始10分前。教室に入ると、なんとそこにはすでにさとゆみさんのお姿が……!
しかも、受講生にサインをしていらっしゃるではありませんか!!

いいの?いいの!?

胸が高なる。本と油性ペンを持って列に並ぶ。

やばい。やばい。なんて話そう。何を伝えよう。

とかなんとか考えてたら、そのときはキタ。

「よろしくお願いします!福岡からさとゆみさんに会いに参りました、佐藤と申します。『書く仕事がしたい』を読んでライターになると決意しました!」

「福岡から!?ありがとうございます〜、福岡はうちのゼミの子もいっぱいいるよ〜」

うはぁ。ラジオやスペースでたくさん聴いたお声が自分に向けられているよ……嬉しい嬉しい嬉しい。

「佐藤さん、下のお名前は?」

「さおりです!あ、ペンネームいろいろ考えたんですけど、さとゆみさんとと同じ苗字なので、そのままにしちゃいました!」

「え〜!!!!佐藤はやめときなよ〜!!よくないよ~~!!笑」
※佐藤をやめといた方がいい理由は『書く仕事がしたい』にて

笑いながら書き慣れた手つきでサインを書いてくれたさとゆみさん。

憧れの人が、大切な1冊を、もっと大切な1冊にしてくれた。

家宝

初めてお会いしたさとゆみさんの印象は「愛される人」だった。素直に喜び、笑い、弱みさえもかわいらしい。見ているだけで笑顔になっちゃう、幸せを与える人。

私はさとゆみさんのような「ライター」になりたいけど、それ以上にさとゆみさんのような「人」になりたいのかもしれない。

直接お会いして、追い続けたい存在だと確信した。


不安なこと、分からないこと、つらいこと、苦しいこと。この先いろんなことがある。そのときはこの本を、さとゆみさんが書いてくれたこのページを開きたい。

福岡から東京まで足を運んで書いてもらったお守り。このページを開けば、きっとまた前を向ける。ずっと、夢を見続けられる。そんな気がするのだ。

さとゆみさん。貴重なお時間をいただきありがとうございました!!
成長して、また必ず会いに伺います!!



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