見出し画像

言葉のことばかり【寝言】

寝言の人格に
責任はあるか

昔、友人の寝言の話を聞いた。
あまりに面白かったので
うっかり話してしまう私を許してください。

彼には寝言を言う癖がある。
オマケに寝ながら、
横にいる彼女の胸をさわるらしい。

ある日、
寝ながら胸をさわられた彼女が思わず
「巨乳じゃなくて悪かったわね」と言ったら
彼は寝言でこう答えた…「コトはタリル…」

翌日、彼は全く記憶がなく、
記憶がなくてもかなり怒られたらしいが、
そういうのっていったい、
どういうことなんだろう…。

ココロの奥で思ってるから
そういうこと言っちゃう…
ってことなんだろうけど…。

記憶にないことまで
喋っちゃう寝言

またある日は
「まったくなんの関連もない女性の名前」
を口走っちゃったりしたらしい。

関連ないどころか、そんな名前の女性、
見たことも聞いたこともないらしい。

こうなると、
もう自分ではどうしようもないというか…

しかし、
彼女のほうは当然アタマに来るだろうし。
(しかしこの彼女も、そうとう忍耐強い…)
さらには、この寝言に対して彼女が
「私は○○よ」と答えたところ、
「○○はゴミバコ…」と答えたと言うのである。

あまりと言えばあまりの寝言。
ひょっとして二重人格か…。

さらにさらに
「ゴミバコって何よ」と言ったところ、
「ゴミバコにフタをスル」と答えたという…。
こうなると、すでに常人の受け答えではない。
(すごくおもしろいが…)

それでもこのふたり、
うまく行ってるらしいので、
まあおもしろいからいいか…。

次回の言葉は「自慢話」です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?