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立場が人をつくってしまう

場面でキャラが変わる

エレベーターが満員のときって
各駅停車になりがちです。
そりゃそうですよね。人が多いんだから。

人間って勝手なもので、
自分が乗っているときは、
止まらずガーっと行ってほしい。
なので途中で誰か乗ってくると、
ちょっとムッとしたりするんだよね。

そのくせ、自分が途中から乗ってくる方に
なることだって当然あるわけで、そのときは
「一つくらい止まるとこ増えたくらいで
 そんなイラついた顔すんなよ。
 ココロのせまいヤツ…」なんて思う・・・

道を歩いていても、自分が歩行者の時は
「横断歩道の真ん中で止まるんじゃねーよ。
 もーちょっと考えて運転しろ。踏んじゃろか」
と思うくせに、じぶんが車を運転してるときは
「あー、もー、ちょろちょろ歩くんじゃねーよ。
 じゃまじゃまじゃまー」なんて思ってしまう。

なんだろーねー・・・

立っている場所で変わる

で、ここから読みとれることは何でしょう。
ってことなんだけど、
「相手のことを思いやって生活しましょう」
なんて言うつもりはさらさらなくて
(別に普通の感覚だもんね)

つまり「立場が人をつくる」ってこと。

文字通り「立ってる場所」ね。社長さんは
「なんでこんなに給料払わなきゃいけないんだ」
と思うだろうし、社員の方は
「なんで給料安いんだ」って言ってる。

まあ、エレベーターや横断歩道なら、
どっちの立場になることもあるわけだから、
両方のキモチがわかるんだけど、
そうじゃない場合は、ホントに
わかんなくなっちゃうかもしれないもんな。

いや、立場が変わっても
「わかる」ひともいるはずで、ひょっとしたら、
人間性の問題なのかもしれん。

立場は人を誤作動させる

コミュニケーションには、
つねに加害者と被害者が存在する。なんて
ちょっと異常な言い方かもしれないけど、
相手の「感覚」がわかんないと、
知らないうちに加害者になっちゃうような
感じがするね。

何かを発信する人は特に気をつけないと。
特に広告とかやってる人はその感覚、
わかんないとまずいですよね。
だけど気がつかないことって多い。

発信してると自分が偉い立場みたいに
勘違いしちゃう可能性がある。
実際は逆だから。
こんなのいかがでしょう。って
お伺い立ててる一番下の立場なんで。
気をつけましょう。

あと政治家ね。

次回の言葉は「パンダ・ペンギン・ポテト」です。

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