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言葉のことばかり【矢印】

行き先表示

今日見た夢…。
目の前にでっかい表示板がある。
この道を行くとどこにいくっていう
矢印のやつ。

で、その表示板には、
「←北海道 沖縄→」と書いてあった。

いったいなんなんすかね。これは…

まあ、ずーっと行けば着きそうな気もするんで、
間違いではないんでしょうけど。

で、それ見て
「ということは、自分はいま
 日本の真ん中あたりにいるんだなあ」
などとつぶやいていたりしました。

なるほど、
自分のまわりに何があるかがわかれば、
自分の位置がわかるってことなんだよな。
などと、深いのか浅いのか
よくわかんないことを考えたりして、

しかし、それが北海道と沖縄じゃ、
ものすごくおおまかな位置しか
わかんないっすよね。

つまりアレか、
行き先が遠いほど、自分の位置はわかりにくい。

また深いのか浅いのかよくわかんないことを
考えてしまいました。まあ、夢ですから…。

矢印の仕事

矢印は方向を教えてくれますが、
どのくらい遠いのかは教えてくれない。
だから行先表示の看板だと
目的地の下に距離が書いてある。

いや、ここからここまで、みたいに
矢印で表現することはあるな。
両側が尖ってる矢印。
これは長さの情報を持っている。

ベクトルってのもありますね。
あれは向きと大きさの両方の意味を持ってる。
矢印の前に立ってる自分も
矢印に含まれてる、みたいな感じ。

だから考え方の方向性、として使いますね。
ベクトルが違うんだよ的な。

矢印にもいろんな仕事があります。

指差し確認

「矢」って先が尖った形なので
当たり前のように方向を示すのに使いますが
弓矢の矢から思うのはそれよりも
前に進むイメージが強い。
そもそも止まってない。

実はベクトルの方が「矢」っぽい気はします。

なので矢印が方向を表すのは
本当は発想が一段飛んでるんですよね。
間に「矢を飛ばさずに使った」があるんじゃ。
時計とかね。

ああ、方位磁石とか羅針盤ですかね。
だったら行き先を示すのはよくわかる。
まあ邪推ですが。

方向を示すなら「指」の方が近いです。
指差し、ですね。

矢印のことを考えながら歩いてたら、
運送トラックの運ちゃんが交差点で
指差し確認をしてたのを見ました。
いや、ホントの話です。

右OK、左OK、って感じで。
あれ、これって
「←北海道 沖縄→」と同じだなと思った。
方向だけ示すなら指が最適です。

まあ指差しは省略して図案化しても
そんなにシンプルにならないので
矢印に負けた気もしますが。

まあそんなこと考えながら
歩いてるのも危ないです。
指差し確認が必要なのは自分ですね。
いや、ホント。

次回の言葉は「忘却の彼方」です。

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