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インベーダーに侵略された日々

また、むかしばなしを

東京ゲームショウ2024やってますね。
すごい技術でどこまで行くのかって感じですが
僕が子供のころはボードゲームしかなかった。
あとはトランプくらいね。

最初にビデオゲーム…というか、
電気で動くやつが出てきたときは衝撃でした。
でも最初はただ動く、ってくらいのもので、
それがあるゲームの出現で時代が変わります。

インベーダー来襲

やりましたねえ「スペースインベーダー」。
それ以前にあったのが、
「ブロック崩し」くらいでしたから、
かなり画期的でした。

いまどきの人にはわかんないでしょうが、
これをやったのは「うち」ではなく
「ゲーセン」でもなく、
「喫茶店」だったんですねえ。

サテンのテーブルがゲームになってたわけで、
喫茶店でコーヒーを飲むこと自体、
痛い出費の年頃ですから、
この「ゲーム一回百円」ってのは、
かなり本気にならざるを得ない金額でした。

誰が考えたかはわかりませんが
「名古屋打ち」って技があって、
これが革命的でしたね。カンタンに言うと
「一番下の列まで敵が来ると打ってこない」
という特性を利用した技なのですが、
まあ、裏技の走りですね。

これはね。つまり一つミスると
GAMEOVERになってしまうという
かなり勇気のいる技だったわけです。
百円出してミスると終わる。という緊張感は
プレステ5でも味わえない、
別次元の醍醐味でした。

あと、これやるためには、
自分を守ってくれるトーチカみたいのを
先に全部崩してしまわないといけないんですね。
ゲームが始まると最初にこれをやる。
そのときの「キシュッ、キシュッ」という
発射音は今でも耳にこびりついています。

で、この間に突如出現するUFOを打つわけです。
これがまた、通になると
「何発目で打つと高得点」というのがあり
具体的に言うとアタマから23発目で300点。
その後は15発目で300点、なんです。

何発目ということまで覚えているところを見ても
そうとうやりこんだことが、うかがえますね…。
でね、この名古屋打ち状態になると、
実はそんなにむずかしくないんです。
ただ最後の一機になったとき、
急に猛スピードになるので
そこであせらないことが大切。

って、
今解説してもしょうがないんですけどね。
その後、この手のゲームは
短時間に飛躍的に発展します。

昔の喫茶店

次に一世を風靡したのはギャラクシアンで、
パックマン、平安京エイリアン、
というのもありました。そして名作、
ゼビウスへとつながっていくのですが、
喫茶店でやったのはこのゼビウスまでですね。
これはモニタをタテ使いにしたのが新鮮でした。
その後ファミコンに移植されたのもやりましたが、
あれ、モニタがヨコじゃ、なぜかつまらない。
グラフィックは今でも通用するくらいキレイでした。
あとあのピロピロいう音。なつかしいですねえ…。
百円玉積んでメチャクチャ長居してました。
ゆるい時代です。

こないだひさしぶりに見たら、
よく行ったその喫茶店はなくなってました。
(当たり前だ)
いつもナポリタンセット食べてました。
セットについてくるサラダにかかってた
オレンジ色のドレッシング、
サウザンアイランドだっけ、
あれも最近、見なくなりましたねえ。
関係ないけど・・

次回の言葉は「劇的」です。

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