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テキトーでもみんな楽しそうなブラジル

ブラジル人はイメージ通り、陽気、よく喋る、そしてテキトー。

今日見かけたおじさんは、おもむろに透明なプラスチックのコップを右耳にひっかけて店から出てきた。なんか楽しそうだったし、糸電話を思い出したけど、おじさんソロだったし何やってたんだろ?よくわかんないけどいいことあったのかなぁ、楽しそうならそれが何よりだよなと思った。

書きたかった本題の、Stable Union(パートナービザ)についてもそう。

今日やっとでStable Unionっていういわゆるパートナービザを彼と一緒に取る予定だった。結婚ではないけど、その1つ手前の関係が正式に認められる手続きで、これが取れると9年間は滞在できるビザになるし、名前も変わるし、彼の保険に入れたりする。

で、結論、今日取れなかった!!!なんでぇ!!!
名前も今日で変わるって知らなくて、市役所に向かう車の中で聞いたから心の準備できてないわってソワソワしてたのに!

理由はコロナの影響で申請の承認に時間がかかるらしく、(今承認作業をやってない?みたいな言い方だった)それができるの1月になるってことだった。

手続きをスムーズにするために代理店の人にも頼んで相談しながら進めてたのに、彼女たちも知らなかったらしい。テキトーだ。
市役所の人も知らなかったっぽい。

8月に一時帰国した時に日本でとるべき必要な書類(戸籍謄本と犯罪経歴証明所)を取って、外務省からのアポスティーユ(国が認める正式書類だよってはんこ)ももらって持ってきて、ブラジル戻ってきてからポルトガル語の翻訳もこっちでもアポスティーユももらって準備万端のはずだったのになぁ。

彼の会社にハタさんという日系人のめちゃくちゃいい人がいる。誰に聞いてもいい人っていうと思う。
ポル語の通訳とか色々頼んでいて、すごくお世話になってるから、市役所からの帰り道にビザ取れるの来年の1月になるんだって😞って伝えたら「わーーーはっは大変だったねぇ」って笑ってた。つられて私も面白くなって「わーーはっはほんとですよ!名前変わる覚悟も直前にしたのに」 ハタさん「わーーはっはほんとだよねぇ」。直前までムスっとしてたのに、ハタさんと話したら、こんなハプニング面白いし、心の準備もできるし、全然いっか!って気持ちががらっと変わった。

ブラジル人のテキトーさに困ることは色々あるけど、彼らの底抜けの明るさに救われること、自分の考えを見直すこともいっぱいある。

12月にもっかい申請しにいって、来年の1月には申請通りますように!



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