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【植物観察'24-vol.3】新宿御苑 1月末

こんばんは。
1月末に新宿御苑にて植物観察を行いましたのでレポートします。
椿・梅も今からなので、ご参考にされてください。

000182992.pdf (env.go.jp) 新宿御苑のみどころMAPです。


①椿・梅を愛でながら和歌を鑑賞

椿は一枚しか撮れてませんが、
・巨勢山のつらつら椿つらつらに 見つつしのばな巨勢の春野を
(巨勢山のつらなって咲く椿よ、冬から春に向かっていっせいに咲く椿を早く見たいものです) 坂門人足
・わが門の片山都婆伎(つばき)まことわれわが手触れなな土に落ちもかも
(妻を残して行く不安を詠んでいる

ヤブツバキ?

梅の和歌はたくさんありました。まずは、令和の語源となったうたから
・初春令月、気淑風和、梅披鏡前之粉、蘭薫珮後之香 (初春の令月にして、氣淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす(しょしゅんのれいげつにして、きよくかぜやわらぎ、うめはきょうぜんのこをひらき、らんははいごのこうをかおらす))
・妹が家に咲きたる花の梅の実にし成りなばかもかくもせむ
・酒杯(さかつき)に梅の花浮け思ふどち飲みての後は散りぬともよし
・我が宿の烏梅(うめ)の下枝(しづえ)に遊びつつ鶯鳴くも散らまく惜しみ
・枕草子 「木の花は、梅の濃きも薄きも、紅梅」


②初春の黄色い花、その他の花を見つける

マンサクは枯れており、見られず・・・
しかし、他の初春に多い「黄色い」花や春の訪れを感じさせる花たちを見つけることができました。

ソシンロウバイ
ロウバイ
ミツマタ
フクジュソウ
スイセン ペーパーホワイト
二ホンスイセン

③ カワイイ冬芽

ホオノキの冬芽
ハナミズキ
コブシ
ハクモクレン

④美しい樹形

落葉した冬だからよく観察できる樹形。よく見るとそれぞれ違った姿をしています。コブシとハクモクレンのふさふさの芽では見分けがつきませんでしたが、樹形で識別できるようになりました。ドーパミンが出た~♡

まずは定点観測しているラクウショウとメタセコイヤ

左ラクウショウ 右メタセコイヤ

大好きなユリノキの樹形やチューリップのような実の後

ユリノキ
ユリノキ
ユリノキ (後ろはメタセコイヤかな?)
ハクモクレン1
ハクモクレン2
コブシ1
コブシ2
イイギリ

今回も十分に満喫できました。
お茶の時間も入れて3時間15分ほど探索しました。
次は2月末か3月に訪問予定です。またレポートします。

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