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オンラインサロンでZoomを1800時間開放してみた【後編】

この記事は前後編の後編です。
▼前編はコチラからお読みいただけます▼

Zoomの森(ZOOMORI)誕生

Zoomを24時間開放して1ヶ月程立った頃、遊びでZoomのルームのことを「あつまれ!Zoomの森」と題して参加を呼びかけるようになりました。
(元ネタはもちろん、あつまれどうぶつの森です 笑)

徐々にサロン内でも「Zoomの森」という呼び方が定着していき、どんどん簡略化されて今では「ZOOMORI」と呼ばれるようになりました。
一定の定着化、個別化がされてきた証拠かなあと思ってます。

▼参加メンバーで盛り上がって作ったZOOMORIグッズ▼

人が集まれば問題も起きる

長い時間続けていると、良い時も悪い時もあります。

一時期世の中で騒がれていたZoomのセキュリティ問題も、対策も考えうることはやりながらだったので、こういった雑談のZoomでは特に問題なかったのですが、人が集まればそれなりに空気が悪かったり、ギクシャクする時期もありました。

そこはリアルでもオンラインでも人同士が交流してる以上、仕方ないですね。

Zoomだと、常時開放しているとカメラはオフにしてる人も多かったので、基本メインは音声でのコミュニケーションになります。
慣れてきて信頼関係が築けていけると軽口も言うようになりますが、言葉一つで気分を害したり、生活音がうるさかったりと「音」や「言葉」には一定の配慮が必要です。

濃くなるZoomの森

常連メンバーは徐々に普通にZoomをしてるのに飽きてくると、バーチャル背景という疑似背景を変えてみたり、snapcameraといういわゆる「盛り」アプリで仮装して遊んだりするようになりました。

もともと、スマホをWEBカメラ代わりにパソコンにミラーリングして手元を映しながら絵やデザインの様子を配信してたのですが、現在はOBSという、画面に複数のテキスト/画像や映像を配置できる配信ツールでより細かい画面を見せながら会話するようになりました。

今はかなりのメンバーが(その気になれば)自分で映像配信できるようなノウハウが身についてきてます 笑

雑談の場から生産の場へ

当初は雑談や手元配信してるだけでも楽しくてワイワイしていたのですが、次第に参加してくる方も増えて来る中で、Zoomの使われ方も変わってきました。

例えばあるアプリの使い方がわからなかったらその場で画面を見せながら教える人が出てきたり、サロン内で出される宿題(定期的にデザインやイラストの課題が出されるのです)を一緒にやったり、各々の制作活動に刺激をうけながら作業をしたり…。

いわゆるコワーキングスペースのオンライン版のような使われ方をするようになりました。何か困ったことや、相談事も即時できるので生産的な場所になっています。

今後のZOOMORI

コロナ騒動以降、急激にテレワークも広まった影響でZoomもかなり一般化しました。現在は、緊急事態宣言も解除され、かなりZoomの森、もといZOOMORIも落ち着いてきました。

ただ、こういったオンラインの繋がりは以前より当たり前になってきましたし、今後はも一種のライフラインとして機能していくのではないかなと勝手に思ってます。

新たに色んなソフトやサービスも出てくると思うのでZoomにこだわって使っていくつもりはありませんが、より、生活に根差した、オンラインで人を繋ぐ試みとしての「ZOOMORI」は続けていけたらと思ってます。


そして今日もZOOMORIは開放中です。


後編まとめ

ここまで読んでいただいてありがとうございます。

・様々なツールを使うと交流の楽しみ方が広がる
・使うのは結局人と人。一定の配慮は必要
・これからの当たり前の交流のしかたの方の一つ

この試みはまだ続いているので、また変化や気付きがでてきたら記事を書きたいと思います。

ではまた〜!

おまけ
▼ZOOMORI画面キャプチャ集▼


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