いちばの本棚〜自分を愛して!〜
2019年 9月掲載
文:カフェサナブリ 西木稔
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『病は気から』というのは本当だろうか。
量子力学の世界では、物質を構成する量子(光子や電子)は粒であり、波でもあるらしい。しかも、人間が観測した場合だけ粒になるという。
曲解を恐れずに言うと、意識を向けると物質化(粒状化)するということになる。これを体に置き換えれば、病気という物質は、その人の何かの意識が起こしているとも言えるのかもしれない。
この著書は、あらゆる病気に対する原因を、肉体・感情・精神・スピリチュアルの各レベルで解説している。いま発症してる病気、あるいは慢性的に悩まされている病気があれば、ぜひその病気の原因を読んでみてほしい。
肉体・感情・精神・スピリチュアル、どのレベルの原因を信じるかは本人次第だ。自分がこれだと思う原因について対処することで、西洋医学とは違った方向から、自分自身で病気に向き合うことができる。
それを繰り返しているうちに、健全な感情と、健全な精神というものが、浮き彫りになって、健全な肉体が維持できるようになる。それがつまり著者の言う「自分を愛する」ということなのだと思う。
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