AIの台頭と新たなチャンス
前職で書いた記事を、少し編集してnoteに公開します!
・退職に伴い、現在ではその記事が非公開となっています。
・元は、2023年夏頃に出した記事となります。
『AIの台頭と新たなチャンス』について記事を書きます!
「AIの台頭によって、スゴくチャンスが広がったよね!」という内容です。
直近では、ChatGPTによって、一気にAIが身近になりましたね。
皆さんもChatGPTの便利さに驚いたことがあるかなと思います。
ChatGPTを提供する「OpenAI」への日本からのアクセス数は、2023年5月12日に過去最高の767万回/日に達しているようです。
また、個人利用のみならず、ChatGPTを元にした便利なサービスもいろいろと出てきました。
ちなみに、弊社(当時勤めていたココペリ)でもChatGPTを活用したサービスをリリースしています。
![](https://assets.st-note.com/img/1722051067868-GIxudQjkGO.png?width=1200)
リリース:https://www.kokopelli-inc.com/all/release/4009/
「Big Advance」の一機能としてホームページ作成があるのですが、
『ボタン1つでホームページに記載するキャッチコピーや詳細情報を自動生成する』機能です。
コレ、反響がスゴいです。
ボタンを押すと、本当に15秒ほどで文章が生成されます。
全国の企業様に「Big Advance」を届けるため、全国で約400先の企業様へ訪問していますが、ホームページへ記載する文言で頭を悩ませてしまう方は非常に多いです。
何事も、0→1ってハードルが高いですよね。
そこに対して、本機能はキッカケ作りとして役立っているようです。
実際に数十社の企業様に対して、AIによる自動生成を実演したことがあるのですが、毎度のこと驚かれますw
「1から文章を考えるのは難しいから、一旦作ってくれると助かる!」って感じです。
また、直近では、AIを活用したビジネスマッチング先の自動レコメンド機能の実証実験を開始しています。
リリース:https://www.kokopelli-inc.com/all/release/4332/
多くの方からご要望を頂いていたので、念願の取り組みです。
ホームページ作成と同様に、ビジネスマッチングにおいても「マッチング先を探す→商談の依頼を飛ばす」の行動に、何となくハードルを感じられる方は多いです。
元より人力でレコメンドを行うことができましたが、コチラもAIの力を活用することで、よりチャンスが広がるのかなと思います。
さて本題です。
ChatGPTによってAIが身近になりました。
AIが身近になったこと、皆さんはどう感じられますか?
「AIに仕事が奪われてしまう」とか、「何か、難しそう」とか。
逆に、「AIで単純作業を自動化することでクリエイティブなことに時間を割ける!」とか。
いろいろと感じられることがあると思います。
私自身は、数年前なら 無関心だったかもしれません。
私はココペリに入社したタイミングで、まともにPCを触りだしました。だいたい2年半ほど前(2019年1月)です。
というのも、学生時代でPCに触れることって、ほぼなかったんですよね。
ダンスをやっていたので、ショーで使用する音楽を編集するくらいでした。
何をするにもスマホを使ってました。
大学卒業後に銀行へ就職しましたが、銀行では、稟議を書いたり、マニュアルを読んだりと、PCスキルとは呼べない作業を行う程度でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1722051202404-iTA4weK7G4.jpg?width=1200)
その後、転職でココペリへ入社しました。
PC操作に関しては、本当に何もできない状況でした。IT企業なのに…
先輩方のご指導があり、今は何とかなっていると思います。(ご指導いただいた先輩方、本当にお世話になりました。)
そして、今は何やかんやでPythonを触ったりしています。
スミマセン、話が飛びました。また、少し盛ってしまいました。
まず、Pythonとは何なのか。
Pythonとは、アプリケーションの開発や人工知能、データ解析などさまざまな用途に使用できるプログラミング言語です。
汎用性が高く、人気のあるプログラミング言語の1つです。
私はビジネスサイド側の人間なので、開発に携わることはありません。もちろん、プログラミングを勉強したこともありません。
ですが、Pythonを活用して、作業を行うこともあります。
例えば、単純作業の自動化です。
ココペリが運営するサービス「Big Advance」は、金融機関のお客さま(取引先)にご利用いただくサービスなので、サービスの営業活動は銀行員の方々に行っていただいています。そのため、銀行員の方々に対して、研修をする機会があります。
具体的な研修の内容として、テスト環境を利用して実際にホームページ作成を行う、などがあります。
200人に研修へ参加いただくのであれば、200個のアカウント登録が必要となります。(下記はアカウント登録のイメージです。)
![](https://assets.st-note.com/img/1722051592395-v7pNHkJFpi.png?width=1200)
しかしながら、一気にアカウントを作成するような機能はありません。1つ1つアカウントを作成していくことになります。
そんな中で、Pythonは、Webブラウザの操作を自動化する(自動でポチポチしてくれる)ことができます。なので、アカウント作成をPythonで自動化させる、といったことを行っていました。
これが単純作業の自動化の一例です。(元々先輩にご用意いただいたコードですが、自分で編集、管理しながら使ってました。)
あとは、Web上の必要な情報を抽出し、分析・加工する技術であるスクレイピングや、グラフの作成や画像編集などで使っていました。
画像編集については、Pythonでやる意味なんてないのですが、人物画像の目元にモザイクを入れるなども一瞬でできるので、「自分はこんなこともできるんだ!」と優越感に浸りたいときに使っています。
では、知識のない状態で、上記のことがなぜ可能になったか…?
ChatGPTに教えてもらったからです。
(※全てをChatGPTに絡めて行っているわけではありません。情報漏洩などにも厳重な注意を払っています。)
「Pythonでこういうのやりたいんだけど〜、」と言えば、ChatGPTがコードを作成してくれます。
エラーが出てしまった場合には、エラーの内容を伝えれば、代替策を提案してくれます。
そして、「このコードを解説してください!」と言えば、その場ですぐに学ぶことができます。理解できるまで、ひたすら質問できます。
実際に手を動かしながら、AIと共に学ぶことができるのです。
直近では、「Code Interpreter(コードインタープリター)」というものが登場しました。
「〜をやってください!」と人間の言葉で指示を出すと、それをプログラムに変換し、実行してくれるツールです。
スゴく簡単に言えば、日本語を話せれば、プログラミングを行うことと同等の結果を得ることができます。
「Code Interpreter」は、ChatGPT Plusの加入者向けの機能なので、少し課金すれば誰でも使うことができます。
スゴい世の中ですよね。
プログラミングは一例に過ぎませんが、今までバリューだったものが、バリューでなくなってきています。
ただ、逆に言うと、チャンスが増えていると思います。
先ほど「AIが身近になったこと、皆さんはどう感じられますか?」と質問させていただきましたが、
私は、AIの台頭によって新たなチャンスが広がっている、そしてそれは身近なものであると感じます。
AIの台頭も、目まぐるしく変化する世の中において、一つの変化でしかありません。
しかし、プログラミングがサクッとできてしまうことなんて、数年前には想像できたでしょうか。
ルールやトレンドがドンドン変わっていくので、常に情報をアップデートする必要がありますが、その分チャンスが訪れます。
新しいものに興味が持てなくなった瞬間に老いが始まると聞いたことがありますが、この時代においてはまさにその通りかなと思います。
さて、この記事は自分で書いたと思いますか?
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