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天中殺から抜けて、本当に楽になった


はじめに言っておくけど、占い好き、なわけではない。

しいたけ占いも読むけど、「いや、しいたけ.さん文章力すごいな」と、どちらかというとそっちに感嘆している。

でもね、この「天中殺」については「もう信じちゃってもいいんじゃないかな」と思ってる。

そのくらい、ちょっと怖いほど時期がシンクロした。

ちなみに、算命学や陰陽五行占術でいう「天中殺」は、四柱推命では「空亡」、六星占術では「大殺界」という。
これらをいっしょにしてはいけないんだろうけど、まぁでもだいたい似ている占いだ。



先週だったか、天中殺から抜けた同士で飲みに行った。

一ヶ月ほど前に以下のようなnoteを書いたので、天中殺についてはそちらを読んで欲しいのだけど、ボクは2018年2月4日から2020年2月3日までの2年間、「天中殺」だったのですね。


リンク先で書いたように、本当にこの2年はきつかった。
よく生き延びたなぁ、と思うくらい。

しかも、年と月の天中殺がダブルで来た2018年の秋と2019年の秋はマジで鬱だったし、死も多少は考えた。そのくらい追い込まれた。

アニサキス・アレルギーで魚が食べられなくなり、「秋は魚が美味しそうすぎて鬱になった」と思っていたけど、あれは「その2年の秋は年と月のダブル天中殺だったしね」って、今なら思う。

いや〜マジきつかった。
いま考えると滑稽なくらいきつかった(まぁ鬱とはそういうものだ)。

そして、リンク先で「くわしい友人」が書いているように、「戌亥天中殺の人は他の人と比べて天中殺が重く、さらに抜ける直前が特に辛いという特徴がある」こともあり、この10月11月12月1月のきつかったことと言ったらなかったのだ。



で、2020年の2月4日にそれが明けた。
いわゆる「戌亥天中殺」の人は全員明けたわけだ。


あ、ちなみに自分の天中殺がいつかを知りたい方はこちらを。


で、出た結果が、たとえばボクなら以下のようになる。

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この写真の下の方の「天中殺」のところに書いてある「戌亥天中殺」というのが自分の天中殺。

十二支で、犬の年とイノシシの年に天中殺がくるでよ、ということだ。
旧暦なので、ねずみ年(つまり今年)の2月3日までがボクのイノシシ年だったということ。

そして、上の写真で言ったら、その下に小さい字で書いてあるのが、「年の天中殺」「月の天中殺」だ。

ボクの場合、2030年2月4日〜2032年2月3日が「次」の天中殺

ということは、これのひとつ前の天中殺は、十二支分、つまり12年を引けばいいから、2018年2月4日〜2020年2月3日が「前」の天中殺だった、ということがわかる。

で、戌亥天中殺の人は、毎年10月頭から12月頭が「月の天中殺」になる。

つまり、2018年と2019年の10月頭から12月頭は、年と月の天中殺が重なっていてダブルできつかった、ということだ(いや、マジ当たってる)。


話を戻す。

戌亥天中殺を抜けた友人数人で飲みに行った、という話。

行ったのは「世界一のヴィーガンレストラン」になった自由が丘の「菜道」。


世界一になってからなかなか予約が取れなかったんだけど、いまなら新コロで空いてるよ。しかもとても美味しいよ。


というのはおいといて、本題(なかなか話が前に進まないw)。

4人で行って、「まずは天中殺抜けてよかったねー! かんぱーーい!」って乾杯したわけだけど、一緒に行った女性の友人Aがすぐに語り出した。

「私、SNSでは明るくありたいから書かないんだけど、でもこの天中殺の間の2年、本当にきつくて・・・生きている意味ないんじゃないかって思うくらいきつくて・・・」

彼女のSNSはまぶしいくらい明るい。
もう「セレブの生活とはこういうものだ」ってくらいキラキラしている。
そうか・・・裏でそんなことが。

「そう。でも、さとなおさんの投稿で天中殺だったんだって知って、私、特にそういうの信じてるわけじゃないんだけど、でも、本当にきつかったからなんかすごく助かった。あれは天中殺のせいだったんだ、って思えたから。
でね、2月に天中殺が明けたじゃない? 気分の問題もあるかもしれないけど、本当に楽になったの。もうウソみたいに」

そう言って鮮やかに笑う。

そこからは友人同士、口々に「天中殺の間中、いかにきつかったか」の告白合戦。

みんな別に天中殺を信仰しているわけではない。
ただ、きつい時期が異様にシンクロしていたのでそれぞれに超びっくりしている、という話だ。


そう、びっくりなのだ。

なんの証明にもならないけど、でも、少なくとも「当たっているとびっくりした人が数人はいる」ということではある。



で、ボクの話。

ボクもこの2月4日で天中殺を抜けた。

で、どうなったか・・・。





本当に楽になった。





いや、マジなのだ。

あんなにきつかったのに。
町を歩いていてふと気がつくと泣いていて驚く、くらいは追い詰められていたのに。
食という最大の趣味を奪われたことがこんなに心と体に影響を与えるんだと思うくらい、あんなにあんなにつらかったのに。


いまは、ずいぶんと落ち着いている。
落ち着いている、というより、明るい。
きついということは特にはない。

まぁいつまた落ち込みが来るかわからないので、念のため慎重に飲み会とか会食は避けているけれど、でも、「きつさ」はとりあえず霧散した。

なんか天中殺明けてすぐ書くとウソくさいから「少なくとも一ヶ月は様子を見よう」と思って書かなかったけど、一ヶ月経ってもきつくならない。鬱っぽさもない。

あの2月4日くらいから、本当に楽になった。
なんというか、ウツヌケに近い感覚だ。

「くわしい友人」も書いていたもんなぁ。

4日からはあけるので、あと1週間もするととてもスッキリすると思いますよ!


・・・そう、とてもスッキリしたのである。


いやぁ、天中殺って不思議。

当たるかどうかは別にして、みなさんもこのサイトで自分の天中殺期間を知るといいかもよ。

もう一度貼っておきます。


調べちゃうと、今年から天中殺に入る人とかもいるよね。
それはきついことだけど、でも「このきつさは天中殺だからだ」とか思っておくと堪え忍べるかもしれないし、前回のnoteでも書いたように、天中殺には陽の面もあるからね。
とりあえず自分の天中殺を知るのはいいことだ。


そんなボクも、数ヶ月後には「やっぱきっついわ」とか言っている可能性もなくはない。

でも、少なくとも今は、あの底なし沼から脱出している。

それだけで本当に幸せだ。

というお話でした。


【おまけの話】

ちなみに、ボクは今年2020年2月4日から20年間、「大運天中殺」というのに入っている。

先ほどのサイトで見ると、ボクの大運はこんな感じ。

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見事に今年から20年、78歳まで天中殺だ。

それを知ったときは絶望的な気分になったが、ただ、「大運天中殺」は「かなりイイコトが起こる」ようだ。

だって、大運天中殺の説明にはこう書いてある。

12年に2年間訪れる運命天中殺とは違い、大運天中殺は120年に20年間訪れるため、運気の規模も、捉えるべき運気の特徴も、通常の運命天中殺とはかなり違って来ます。
通常の天中殺のイメージはマイナスに取られがちですが、大運天中殺は真逆で、まさに、平凡な人に与えられた一時の栄華です。


一時の栄華w
栄華ってすごい言葉だなw

いや、そう信じて明るく生きていこうと思います。


それと。

天中殺の間、やさしくしてくれたり、愚痴を聞いてくれたり、気を遣ってくれたりしたみなさん、本当にありがとう。愛してます。


【追記】
「くわしい友人」の言葉を備忘録的に。

私の学んでいる派閥では、大運天中殺は自分の人生で最高にブレイクする時期を見る時によく使い、大チャンスともいいます。

20年のうち最初の5年は辛い時もありますが、その後10年、絶好調が続きます。5年はその後のブレイクのためのジャンプをしゃがむようなものです。この20年は120年のうちの20年なので、自分の仕事現役時代に巡ってくるのはとてもラッキーな人で、子どもや学生時代だったので知った時には終わってた、100才超えで巡る予定などの人も多いです。

陰陽は等価交換なので、辛いことがある分(陰)、良いこと(陽)が起こりますが、辛いことをなるべく避けるには、その分人に尽くす、謙虚に生きるが効果的です。生きたお金を使う(寄付はとても良いです)、人のための小さな親切の積み重ねも「陰」に当たるので、良いですよ。

今年からの大運天中殺はあまり気にされず、小さな陰の積み重ねをされると良い結果になると思いますよ!


陰陽は等価交換。
なるほど。陰を積もう。



古めの喫茶店(ただし禁煙)で文章を書くのが好きです。いただいたサポートは美味しいコーヒー代に使わせていただき、ゆっくりと文章を練りたいと思います。ありがとうございます。