見出し画像

日本一美しいと思う宮崎優子さんのシェイク姿。


このバー、何年くらい通っているかな。

たぶん、25年くらいだと思う。

兵庫の苦楽園口に、35年通っているバー『THE BARNS』があるんだけど、たぶんその次に通っているのはこのバーだ。

東京は大森の『バー・テンダリー』

全日本カクテル選手権チャンピオンの宮崎優子バーテンダー(バーテンダネス)がオーナーの店。

まぁ通っているといっても、最近は昔ほどではない。
二軒目に飲みに行くことが減ったので、数ヶ月に一回くらいになってしまったのだけど、宮崎優子さんと同い年という気楽さもあり、本当に疲れた夜とかにちょこっと伺っている。


この店、スタッフが全員女性バーテンダーの時期が長かった。
2006年1月26日にリニューアルオープンするまでは、日本の女性バーテンダーの虎の穴的な店としてちょっと有名だったのだ。

リニューアル前はカウンターが店の隅に8席ほどしかなく(しかもZ型)、そこにずらりと女性バーテンダーたちが並んでいたっけ。

いまはカウンターも長くなり、雰囲気的にも居心地的にも、もちろん味としても、日本トップのバーのひとつだと思う。

宮崎さんが作るカクテルは、とにかく丁寧だ。

たとえばマティーニは長時間のステアに耐えるジン(Boodles)を使い、ずっとステアし続ける。長い=丁寧とは思わないが、カクテルを見つめる目で誠意がわかる。ここまで丁寧に作る店を他に知らない。

そして、ボクは彼女が作るジン・トニックを日本一だと思っている。
すばらしい切れ味。おいしいなぁ。


もしお店に行ったら、まずは一杯目はジン・トニックを飲んでみて。

こんなにシンプルな飲み物が、こんなに美味しくなるんだ、って驚くと思う。ボクは宮崎さんのジン・トニックは日本一だと思う。



そして、二杯目は、なんでもいいからシェイクするカクテルをどうぞ。

なぜって、味はもちろんすばらしいのだけど(保証する!)、そのシェイク姿がもう惚れ惚れするのだ。

ボクは日本一美しいシェイク姿だと思っている。

ぜひ、一度、動画をご覧あれ!


これ(↓)はボクが iPhoneで撮ったもの。



10年くらい前だったか、「振り方を変えてカクテルの温度をいままでより1℃下げられるようになりました。でもこの振り方だとバーテンダー寿命が3年は減りますね」と笑って言っていたのが印象的だ。

ひたすら美しいなぁ。

ボクはこのシェイク姿を見に行くために、このバーに通ってきたと言っても過言ではない。

いろんなバーに行ったけど、シェイク姿としてはホント日本一だと思うな。


ちなみに、今回の本題でもあるのだけど。

この名店も、コロナ禍で開業以来の苦境に陥っているらしい。

ボクがファン代表だなんておこがましいんだけど、いてもたってもいられずクラウド・ファンディングを立ち上げました。

ぜひ、ぜひ、ご協力いただけないでしょうか。

そしてリターンを受け取りがてら、大森まで宮崎さんのシェイク姿をぜひ見に行ってください。

いや本当に美しいので。
損させません。
ぜひよろしくお願いします!

↓クラウド・ファンディングはこちら!


BAR TENDERY
東京都大田区大森北1-33-11 大森北パークビル2F
03-3298-2155



古めの喫茶店(ただし禁煙)で文章を書くのが好きです。いただいたサポートは美味しいコーヒー代に使わせていただき、ゆっくりと文章を練りたいと思います。ありがとうございます。