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起業・ビジネスに役立つ本

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2021年4月の記事一覧

ビジネスモデル全史

【今日の本】ビジネスモデル全史 三谷宏治 著 ディスカバー 出版 2014年 ビジネスとは、「誰かに対してある価値を、どこからか何かを調達・創造し、提供して、対価を得るもの」 ビジネスモデルとは、「その要素の組み合わせ」 強い企業は、その独自のビジネスモデルを持っている。 「替刃モデル」から「広告モデル」までビジネスモデルの歴史が知れる 全部でモデル、200社、140人のリーダーたちの世界に吸い込まれる ❶[3セレクト] ①お金にまつわる5つのビジネスモデル革新 1、

リーンスタートアップ

【今日の本】 リーンスタートアップ エリック・リース 著 日経BP 2012年 リーン・スタートアップとは 生産工程における無駄を徹底的に省くことに主眼を置く「リーン生産方式」を参考に生まれたリーン生産方式。 *リーン生産方式:トヨタ自動車の編み出したシステムをもとに、1980年代にマサチューセッツ工科大学が体系化したもの。 概念そのものは、新しいものではないけれど、著者の視点が新しいのは、概念をプロダクトそのものの開発や企業のあり方にまで対象を広げて応用した点にある。

「何者でもない自分」が最強の武器になる生き方『マーケターのように生きろ』

【今日の本】 マーケターのように生きろ 井上大輔 著 東洋経済 2021年 令和の時代=ホールネスの時代 「ティール組織」と言われる、上司も部下もない未来型の組織で大事にされている考え方。 個を重んじつつも、個と全体を対立させず、個あっての全体、全体あっての個と、その関連性を相互補完的に考える世の中にシフトしている中で、「個」の存在価値を世の中に対してどのようにアピールしていくべきか。価値の作り方から伝え方まで具体的な方法が書かれている。既に商品やサービスを持っていて、

1日15分読んで書き込んでいくだけであなたの会社が爆発的に儲かりだす!「儲けのしくみ」

【今日の本】儲けのしくみ 酒井威津善 著 自由国民社 2018年 天才と呼ばれる人たちと並び立つには? 「勝てるモデル」を発明すること。そして「偶然を必然にする」こと。 ❶[3セレクト] ①ビジネスモデルを考える上で大切なこと 1 アイデアの「大量生産」 「トライアンドエラー」。いいアイデアは、ほぼ100人が思いつくと言われている。これを乗り越えるには、とにかく大量にアイデアを作る。 2 数字の検証 発想の次に、「本当に儲かるのか」を考えることが大切。「儲かるのかどうか

マイクレド

【今日の本】 マイクレド 浜口隆則+村尾隆介 著 かんき出版 2009年 不連続な時代では、自分で行う努力、自分がやっている今日の仕事が必ずしも成果に結びついていくとは限らない。 努力の成果がゼロになる可能性がある時代を生きるために必要なもの「マイクレド」(自分ルール) ❶[3セレクト]①ブレない人になるために 「成長し続ける人」の大きな特徴の1つは、「第一歩が早い」ということ。 「やりたい」と思ったこと、「こうしてみよう」と思ったことに対するアクションが早い。 そし

ストーリー思考

【今日の本】ストーリー思考 神田昌典 著 ダイヤモンド社 2014年 理想の現実を得るために、努力はまったくいらない。人間なら誰しも持っている物語の力を使えるようになるだけで、新しい現実がらくらくスタートする ほんの10〜15年くらい前までは、すでに生産されている商品に関して、市場分析、競合分析を行い、ライバル企業からシェアを奪うというのが企業利益をあげる定石だった。今も原理原則は生きているが、それと同時に近年は、創造力を発揮することが非常に重要になってきた。創造力を伸ば

スターバックスを世界一にするために守り続けてきた大切な原則

✴︎365Days読書✴︎一Day43一 【今日の本】スターバックスを世界一にするために守り続けてきた大切な原則 ハワード・ビーハー著 日本経済新聞出版 2019年 成功は「仕事」と「人」に対するしつこいほどの思い入れである。 海外事業の経験がなく、人材採用も困難を極めたところから、自分の原則に立ち返り、夢を実現する。 ハワード・ビーバーは、スターバックスを地方ブランドから全世界ブランドへと飛躍させた立役者が教えてくれる。 ほんとうに大切な成功の10原則 1996年

コロンビア大学の成功の科学「やり抜く人の9つの習慣」

✴︎365Days読書✴︎一Day42一 【今日の本】やり抜く人の9つの習慣 ハイディ・ブラント・ハルバーソン 著 ディスカバー  2017年 才能が成功に導くのではなく、思考や行動が成功に導く やり抜く人の9つの習慣とは なぜ、目標が達成できないのか? ❶[3セレクト] ①目標に具体性を与える「やせたい」と思うのならば、目標は「やせる」ではなく「5キロやせる」とするべき。 なぜ、前者より後者のほうが好ましい目標なのか? 後者のほうが、求める成功の姿をはっきり見せて

脳を最適化すれば能力は2倍になる!仕事の精度と速度を脳科学的にあげる方法

✴︎365Days読書✴︎一Day41一 【今日の本】脳を最適化すれば能力は2倍になる 仕事の精度と速度を脳科学的にあげる方法 樺沢紫苑 著 文響社 2017年 脳内物質のポテンシャルと引き出す「仕事術」と「生活習慣」とは ❶[3セレクト]①人間の脳の仕組み人間の行動は大きく分けて2つしかない。「快」刺激を求めるか「不快」刺激を避けるか。 「快」刺激を得た時には、ドーパミンとエンドルフィンが出る。これらは、学習力、想像力など脳の機能を大きく高めてくれるので、成功確率は

効率を超える力「GREAT@WORK」

✴︎365Days読書✴︎ーDay39ー 【今日の本】効率を超える力「GREAT@WORK」 モートン・ハンセン 著 三笠書房 2018年 残業なしで、どう結果を出すのか? 今日、今すぐ、変えられることは何か? 「トップ・パフォーマー」として走り続けるために その場凌ぎの対策や根性、やる気、残業に頼った働き方では、いずれ疲弊する。例えば、構造が変わっていないのに、ストレスマネジメントをしても徒労に終わる。 オレンジを搾り続け、オレンジの果汁が出てこない時がきたら、搾

「すぐやる人」の読書術

*365Days読書*ーDAY38一 【今日の本】 「すぐやる人」の読書術 塚本 亮著 明日香出版社 2019年 読書だけして知識を得ただけでは、あなたは変わることはできない。 Imagination means nothing without doing(行動力を伴わない想像力は、何の意味も持たない)ーチャップリンー ・読書することによって、自分の知らない世界を知ることができる。 ・読書することによって、自分とは違った価値観に触れることができる。 ・読書することによっ

本当に頭がよくなる「速読脳」のつくり方

【今日の本】 本当に頭がよくなる「速読脳」のつくり方 苫米地英人 著 PHP文庫 2010年 「速読」は、幸せな人生へのパスポート! 「速く読めて理解もできる」速読脳のつくり方を機能脳科学者の苫米地英人博士が教えてくれている本 既存の速読法「フォト・リーディング」「やキーワードリーディング」の盲点も教えてくれている。 1冊の本当読むと言うことは、著者と読者が1対1で向き合う行為。 単に「速く読める」だけでは意味がない。 人生を豊かにし、あなた自身を成長させるきっかけ

最高の結果を出すKPIマネジメント

【今日の本】 『最高の結果を出すKPIマネジメント』 中尾隆一郎 著 フォレスト出版 2018年 KPIマネジメントの本。 そもそも、なぜ組織にKPIマネジメントが必要とされるのか? 一言で言うと、KPIマネジメントを活用してマネジメントそのものを進化させるためだ。 大事なことは、「KPIマネジメントは、最も重要な数値だけに焦点を絞ってマネジメントすること」 ❶[3セレクト] ①KPIの定義 「事業を数字でみること」や「たくさんの数字を管理すること」はKPIマネジメント

「苦しかった時の話をしようか」ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」

【今日の本】『苦しかった時の話をしようか』 ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」 森岡 毅 著 ダイヤモンド社 2019年 “悩んだ分だけ君はもっと高く飛べる” USJ復活の立役者が教えてくれる「自分をマーケティングする方法」 この世界は残酷だ。しかし、それでも君は確かに、自分で選ぶことができる。 キャリアの判断に困ったときに役立つ「虎の巻」 現実を見極め、正しい選択をすることで、人は目的に近くことができる。 そのために重要なのは、様々な現実を生