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タイ入国~14日間隔離について簡単にまとめてみた (2020年9/17便) 読了5分

しばらくnoteの更新が止まっておりました。その間、何をしていたのかというと2020年4月~9月まで日本に戻っておりました。入国における申請云々は結論としては、大使館からの連絡がない = 便りがないのは良い便りということです。

いろんな先人の方がタイ入国についてブログなどでまとめられていますが、自分も簡単にわかるように体験を踏まえてまとめてみようと思います。(記載内容は2020年9月17日便についての内容であり、現在も必要書類や、規程などは日々変更されておりますので最新情報についてはご自身で大使館HPなどで確認ください)

渡航までの流れ

大まかな流れは以下の通り。書き出すと案外簡単そうにみえますが、それぞれの項目の間には「受理されたかな?」という緊張の待ち時間があります。必要書類を集め出す日から渡航までで約1ヶ月~1ヶ月半かかります。
*私はWPを保有していたので、1ヶ月程度の準備期間で済みましたが、B VISA取得からスタートの方は1ヶ月半ぐらいかかると思います。

1: ホテル予約 / 英文保険証の依頼 / declaration formを記入
2: 飛行機予約
3: COE申請→Google Form
4: 渡航前PCR検査受診
5: PCR陰性証明書を獲得
6: 渡航
7: 隔離生活スタート 14日間
8: 出所

必要書類集め

パスポート、WP (もしくはB VISA)、COVID-19をカバーしている英文保険証明書、 declaration form、T8を用意。

 declaration formはコチラ→http://newdelhi.thaiembassy.org/wp-content/uploads/2020/07/2.1-DF-Non-Thai-7-July.pdf

保険については1100万円以上をカバーしていること、適用期間が入国から最低2週間であることが必須です。また、英文証明書にはCOVID-19での治療の際もカバーをするという文言が必要です。私はSonpo Japanの年間保険に加入(会社負担)。個人負担の場合、2週間~1ヶ月程度の保険でも問題ないかと思います。証明書依頼から原本を受け取るまで5営業日ほどかかります。

隔離ホテルの予約

飛行機の予約が不確定ではあるが、先にホテルを手配することに。現在は70件ほどのホテルがASQに登録をされているが、金額が低いところから満室になっている状況。そのため、先にホテルを抑えるのが賢明でもある。(飛行機は未確定にもかかわらず)従い、予約日程を変更できるホテルかどうかを確認し、私はMaple Hotelを予約。ほとんどのホテルが一度予約をした後に、予約日を変更をすることが不可とのこと。

A: 渡航日未確定 → 低価格のホテルが満室になっていたら嫌なので先に抑える。

B: 渡航日確定後 → ホテル予算に余裕があれば、空いているホテルを予約する。

A or Bを選択する必要があります。

チケット争奪戦について

9月1日 10:00に9/17のタイ航空便の申請開始をするとタイ大使館のHPに記載されていました。当日は9:50にPCの前で待機し、10:03に申請終了。

1分間で申し込み数は約60人
10:03申し込み完了 No.539
10:07申し込み完了 No.769 (私の友人も同日便を申請)
4分の差で230
1分で約60名に申し込み?ということなのか。。。
(10月便に関してはもう少し余裕があると聞きますが、、)

飛行機の申し込みをすればメールで予約確認のメールが1営業日中にきます。(これが届かないと飛行機が取れていない)完了すれば、タイ航空に電話がかかってきます (私は自分で電話をしました) クレジットカードの番号を伝え、予約完了。E-チケットが送られてきます。

さ!これでCOEを申請可能です!!

COE申請について

タイ大使館のHPに記載をされているEmailアドレスに必要書類を添付して送信します。その後、Google Formにも登録をして完了。大使館からの受信しましたという返信はありません。不備のあった場合は連絡があるようですが。。。大使館からの連絡がない = 便りがないのは良い便りということです。
ドキドキした待ち時間を過ごすこと3~4日程度。メールでCOEが送られてきます。

PCR検査について

事前に渡航用PCR検査をしている病院を探して予約します。
調べればいっぱい出てきますが、事前に予約が必須です。唾液 or 鼻に綿棒を突っ込まれるか、の検査です。病院によっては当日に発行されるところもあれば、翌日に発行されるところもあります。予約時に病院に確認をするのが良いでしょう。
翌日、私は陰性証明をもらいました。A4 1枚にCOVID-19じゃないことと、健康であることが記入されています。fly to flyなどの文言はありませんでしたが、問題ありませんでした。
*渡航前72時間に証明書を発行なので (受診ではない)お間違いなく。
*唾液の検査の場合、事前にリステリンでうがいをしておけば、陰性になる説あり。

渡航について

渡航前日にwebチェックインはしておいた方が良いです。成田空港には2時間半前には到着したのですが、すでに約200名ぐらいの方が並ばれています。おそらく待ち時間は1時間~1時間半ぐらい。webチェックインをしておけば、優先レーンがありますので待ち時間15分~20分程度。
チェックインをすれば、マスクをつけて搭乗。免税店は数店舗が営業をしており、タバコやお酒、お土産、医薬品などを購入することは可能です。

到着したら。。

スタッフに誘導され、書類のチェックの列に並びます。必要書類を持参しているか確認され、事前登録者リストに名前があるかチェックされます。確認後、ホテルの名前をつたえ、係員の誘導に従いホテル行きの車まで移動します。バンコク到着後、空港内の免税店などは閉店をしており、SIMカードすら買うことができません。


ASQ(隔離ホテル) 注)ホテルによって違いがあります

ホテル到着後、ホテルスタッフとのやりとりはLINEで行われることになります。アカウントを登録し、翌日の食事のオーダーをします。
ホテル隔離生活においては、5日目、10日目ぐらいにPCR検査があります。1回目の検査で陰性であれば、ホテルの施設を使うことができ、屋上に出たり外の空気を吸うことができます。
一応、ルールではタバコ、飲酒は禁止となっています。
(ここは、結構グレーです)

私がASQに持参をした方が良いと思うものは以下の通り
・HDMIケーブル (PCとテレビを繋ぐため)
・Wifi (ホテルのwifiは脆弱のため、事前にレンタルしていました)
・延長コード (必要なところにコンセントがない)
・インスタントコーヒー 
・蚊取り線香 or スプレー (蚊にすでに4箇所かまれました)
・ネットTV (申し込みすれば無料でみれます)
・ビール (こっそりと、、)
・洗濯干しのための紐 and ハンガー
・VPN契約 (日本のAmazon primeやNetflixをみるために)
といったところでしょうか。
差し入れてもらうこともできますが、厳密に中身はチェックされていない印象です。ホテルによって、備え付けのものが違いますので、事前に確認ください。部屋の清掃は滞在中1回だけです。食事は朝食7種類、昼・夜は21種類の中から選びます。部屋にレンジはないので、すぐに食べないと冷めてしまいます。
洗濯については、ホテルのサービスとして依頼をすることもできますが、結構良い料金をとられるので、自分で洗っていました。洗濯桶と洗剤の小袋4つが備え付けられていましたので、下着類は自分で洗っていました。(人と会うこともないので洗濯物は増えないんですけどね)

私はすでに隔離生活12日目ですが、意外とこの生活も悪くないなと思っています。外出できないことだけが不自由ですが、それ以外のことは割とストレスなく生活できています。

タイ入国にかかる費用

・飛行機代 タイ航空便 10万円 / ANA,JAL便15万円
・PCR検査 4万円
・海外保険 12万円 (年間契約の場合)
・隔離ホテル 13万円 *ホテルレベルによる
合計 39万円

私はWPを保有をしていましたので、B VISAを取得する必要はありませんでしたが、新規でB VISA取得から手順を開始される方は東京大使館(大阪領事館)でのB VISA申請費用 + それにかかる諸経費が必要になります。
また、私は東京在住→成田空港→渡航という流れだったので、その他交通費はそれほどかかっていませんが(新宿→成田空港までバス1,500円)、東京以外に在住の方は前泊ホテル費用や成田(羽田)空港までの交通費などはかかってくると45~50万円程度になるかもしれません。

観光目的でタイに渡航予定の方は、もうしばらく先になりそうですね。
年内に入国は厳しいと思います。規制を緩和する話も政府関係者の間では出ていると報道はされていますが、眉唾ものです。

以上、簡単ではありますがタイ入国における手段と14日間隔離ホテルのまとめでした。その他、詳細な部分は省いていますのでご質問のある方は是非コメントください!

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