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幼児期、メディアと上手に付き合うには?

子育て世代に強力な助っ人であるデジタルツール。とても魅力的なメディアであるがゆえに、時間をコントロールしながら上手く付き合うのが難しいと感じるのではないでしょうか。
ベネッセ情報教育サイトで第6回目として、下記の取材記事を公開して頂きました。

記事に書いてあるようなことを聞いたり言ったりする度に「言うは易く行うは難し」が頭をよぎります・・・そこで、本記事でも触れた 米NPO団体・Common Sense Media の面白い取り組みを紹介したいと思います。

バランスが重要!って歌ってみよう♪
本ページは、Common Sense Mediが提供する受賞歴のあるK–12デジタルシチズンシップカリキュラムページです(デジタルシチズンシップについては機会があれば紹介したいと思います)。

時間があるようでしたらお子さんと一緒に是非映像をご覧下さい!
Media-Balance-is-Important

お洒落な曲や映像に合わせて「バランスが需要!」って繰り返し歌ってます。

自分が子育て世代の時、子どもの歯磨きが上手くいかず、大喧嘩の日々だったのですが、しまじろうの歯磨きの歌「あーの口でシュシュッシュー」のおかげでものすごく助けらたのを思い出します。

普段から一緒に歌ったり、歌いながらスクリーンタイムを終了することで習慣化につながると思います。もちろん毎回上手くいく訳ではないのですが、楽しく声かけ(歌かけ?)できる引き出しをたくさん持っている事は親としての自信にもなるのではないでしょうか?

バランスがなぜ大事なの?って話してみよう♪♪
ちなみにこの教材は、幼稚園等で取り組めるカリキュラムの一部となっています。幼稚園等ではどのように活用されるのでしょうか?

活動ステップ
1. 子どもにビデオのトピック「メディアバランス」を紹介
2. ビデオを表示(1:45分)。
3. 以下を問いかけながら、話し合う。


1.この曲を聞いてどんなことを考えた?

回答例:
オンラインとオフラインのアクティビティのバランスを取ることで、自分全体が幸せになる。
メディアバランスとは、メディアと技術の使用が私たちの生活の他の重要なものを引き継がないようにすることです。
テクノロジーでは、バランスをとることが難しい場合がある。
内容が多すぎると、イライラしたり悲しかったりすることがある。

2.友達が「こんにちは」って話しかけてきた時、一度デバイスの手を休めなくちゃいけないのはどうして?

回答例:
友達には親切にしたいから。
デバイスよりも友人の方が重要であることを示した方が良いから。
孤独を感じている人を助けるため!

3.寝る前にデバイスの電源を切るのはなぜ良いの?

回答例:
気が散らないから。
深い眠りにつくことができるから。

いかがでしょうか。
もしかしたらこのような話し合いは、ご家庭で、親子でできる部分もあるのではないかと思います。
ワサワサとあっという間に終わってしまう子育て期の1日ですが、機会を見つけて是非お子さんと話しあってみて下さい!

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