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遊びながら学ぶ、楽しみながら学ぶ!

子育て世代に広がるデジタルツール。保護者に向けた調査では、マイナス面だけでなく、プラスの効果に期待する回答みられます。その1つが「教育的な効果」についてです。
ベネッセ情報教育サイトで第7回目として、下記の取材記事を公開して頂きました。

記事ではデジタル学習、デジタル教材という用語で説明しておりますが、タブレット端末だと知育アプリ、タンジブルなオモチャで知育玩具と呼ばれるものもあります。
デジタルならではこそのインタラクティブでかわいらしく楽しい映像や音楽の効果から幼児でも無理なく学べるツールとして可能性を感じる保護者の方が多いと思います。

Edutainmentソフトウェアとは?

遊びながら学ぶ、楽しみながら学ぶというデジタルの学びは、スマホやタブレットが普及する前から「Edutainment(エデュテインメント)」と呼ばれ、マルチメディアパソコン用ソフトウェアとして学習の領域で研究も行われてきました。”Edutainment”は、”education(教育)”と”entertainment(娯楽)”を合わせた造語です。パソコンが普及し始めた頃から幼児を対象とした図形、文字、発音、語彙、概念、読解、知識、リスニングスキル、言語、ライティング等を学べるソフトウェアが登場しました。
子どもの操作に合わせて反応し、情報が提示される仕組みで知識を無理なく習得できる、子どものペースで段階に合わせて学んでいける、1つのソフトウェアに多くの上述の多くの領域が入っているので、情報を様々な角度から学べる等々の学習効果が確認されています。
パソコン時代はマウスで操作していたものが、タブレット端末やスマホでは直接操作でさらに幼児期の子どもに親和性が高まったといえます。

今ある知育アプリ、デジタル教材はEdutainmentソフトウェアの教育研究の知見が引き継がれているものと思います。ディズニー等のキャラクターを用いたパッケージも多くみかけます。

「Khan Academy Kids」

ベネッセ情報教育サイトの記事の中で紹介した「Khan Academy Kids」もそのような系譜に位置付けられると考えます。無料で学べるオンライン学習で有名なカーンアカデミーが幼児教育からサポートしてくれるなんて興味深い試みです。

ちなみに前回までに紹介したNPO団体Common Sense Mediaでの「Khan Academy Kids」のレビューは以下のようになっています。

コンテンツは学びをサポートしていますが、クリアする度にご褒美がもらえたり、街を進んで行けたり等、ゲーム感覚での遊びをふんだんに取り入れています。言語が英語のみなのですが、英語の勉強も兼ねてお子様と一緒に遊んでみてはいかがでしょうか。

もちろん、「Khan Academy Kids」以外にも素敵なアプリはたくさんありますので、noteでも少しずつ紹介していきたいと思います。

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